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ひれつ
ふりがな文庫
“ひれつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
卑劣
86.2%
鄙劣
13.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卑劣
(逆引き)
『えゝ、
無責任
(
むせきにん
)
なる
船員
(
せんいん
)
!
卑劣
(
ひれつ
)
なる
外人
(
くわいじん
)
!
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
は
何
(
なん
)
の
爲
(
ため
)
ぞ。』と
悲憤
(
ひふん
)
の
腕
(
うで
)
を
扼
(
やく
)
すと、
夫人
(
ふじん
)
の
淋
(
さび
)
しき
顏
(
かほ
)
は
私
(
わたくし
)
に
向
(
むか
)
つた、
沈
(
しづ
)
んだ
聲
(
こゑ
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
そういう
卑劣
(
ひれつ
)
な風説を打ち消すために、養子秀勝を、お迎えに上げたが、これを取って、
質子
(
ちし
)
と召され、安心して、御通過をねがいたい。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひれつ(卑劣)の例文をもっと
(25作品)
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鄙劣
(逆引き)
御流儀においては、秘伝口授など申す儀、かつてこれなき段、堅く相守り、さようの事申し立て候儀これあるまじく、すべて
鄙劣
(
ひれつ
)
の振舞をいたし古学の名を
穢
(
けが
)
し申すまじき事。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
口に正理を
唱
(
となう
)
るも、身の行い
鄙劣
(
ひれつ
)
なれば、その子は父母の言語を教とせずしてその行状を見慣うものなり。いわんや父母の言行ともに不正なるをや。いかでその子の人たるを望むべき。
中津留別の書
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ひれつ(鄙劣)の例文をもっと
(4作品)
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