“沈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しず55.5%
しづ26.5%
じん4.6%
ぢん2.5%
ちん2.1%
しづみ0.8%
0.8%
しずむ0.8%
しずめ0.8%
しづめ0.8%
じっ0.8%
0.4%
おち0.4%
おもり0.4%
0.4%
しずん0.4%
しづむ0.4%
しめ0.4%
しん0.4%
ぢつ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロボはそのに食いついたなり、身をめ、うんとふんばると、牝牛は、角を地についてまっさかさまに大きくとんぼ返りにれる。
になつた渡船へ、天滿與力をいからしてつた。六甲山まうとする西日が、きら/\とれの兩刀目貫らしてゐた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
挿頭の台は紫檀の最上品が用いられ、飾りの金属も持ち色をいろいろに使い分けてある上品な、そして派手なものであった。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
白檀、松脂等が吾人に或感を起さしむるのも、決して因襲習慣より來る聯想によるのみでは有るまい。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
大佐は洋風の机の前で書類を調べていた。孫軍曹を見ると、のある、右と左と大きさの違う眼をぐっと開いて
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
女ながらも心男々しき生質なれば大岡殿のがひ私し苦界へし事は父が人手に掛り其上姉の身の代金もはれしとの事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
娘はどこまでも真面目いて返事を致しました——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
我ら病重くして庸医をて名医に行くがごとく、名医もなお我らを治する能ざる時は神なる最上の医師に至るなり、庸医が我の病は不治なりと診断する時は我は絶望にべきや、らず
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
親のれてしまえば頼みに思う番頭からびを入れて身受の金を才覚してもらおうというも今は絶えた。さらばといってどうして今更お園をば二度と憂き川竹苦界られよう。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
此書ならずしてなるに玉山をしはべし/\。
誰一人としているものは無い。腰を掛けたかと思うと立つ。甲に話しているかと思うと何時の間にか乙と談じている。
日と月と一時にったと申しましょうか、何と申しましょうか、それこそほんにまっ暗になりまして、辛抱に辛抱して結局がこんな事かと思いますと
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
それでふだんは着いて、眼をつぶってばかりいて、よっぽど大変な事のある時でなければ眼を開かないと申します。
アイヌ神謡集 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
め見れば、鈎※、綸など、れに紊れ、処々に泥土さへ着きて、前回の出遊に、雪交りの急雨にひ、手の指みて自由利かず、其のまゝ引きくるめ、這々の体にて戻りし時の
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
きたり辛苦さこそなるべけれど奉公大切へとせられしがりてられぬなりれほどにおしからずばれほどまでにもかじとつらしとてには部屋のうちにづみぬらぬ双美人はるゝしかるべきを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さすがの美人がでる有様、白そうびが露に悩むとでもいいそうな風情を殿がフト御覧になってからは、なお容姿に深く思いをられて、子爵の御名望にもられぬ御執心と見えて
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
何を見ても光彩である。それで妙に氣がれてとも氣がツ立たぬ處へとしたから、ギコ/\、バイヲリンをる響が起る。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
る。男は歎息くばかりでした。奥様も萎れて
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大成は姓の家から珊瑚という女をったが、大成の母のというのは、感情のねじれた冷酷な女で、珊瑚を虐待したけれども、珊瑚はすこしもまなかった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
燥々しながら立つて毛布をはたいた、煙草の灰が蛇の抜殻のくづるる様にちる、私は熱湯の中に怖々身体を沈める時に感ずる異様な悪感に顫へながら強ひて落着いた風をしてと坐つて見た。
新橋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)