“沈香”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じんこう52.4%
ぢんかう38.1%
ちんかう4.8%
ちんこう4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“沈香”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
私は時々菊屋橋ぎわみせへ行って白檀びゃくだん沈香じんこうを買って来てはそれをべた。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それのみか然様そういう恐ろしいところではあるが、しかし沈香じんこうを産するの地に流された因縁で、天香伝一篇を著わして、めぐみを後人におくった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「香木のある穴だ。伽羅きやらだか、沈香ぢんかうだか知らないが、とにかく、名香をしまつてある穴だ。來い、八」
金箔銀箔瑠璃真珠水精すゐしやう以上合せて五宝、丁子ちやうじ沈香ぢんかう白膠はくきやう薫陸くんろく白檀びやくだん以上合せて五香
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「最初は結構な煙草かと思ひました、——恥かし乍ら、伽羅や沈香ちんかうといふものを、嗅いだことも無い私で、あれが伽羅と判るまでに、飛んだ苦勞をしましたよ」
それとも、麝香じゃこう沈香ちんこう素馨そけいの香りに——熱帯の香気に眩暈を感じたのではないか。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)