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『お灸』
ふりがな文庫
『
お灸
(
おきゅう
)
』
お灸ずきの祖母が日に二三度づつお灸をすゑる。もの心覺えてから灸點の役が、いつかあたしの仕事になつてゐた。五百丁の巴もぐさをホグして、祖母の背中の方へ𢌞ると、小さい燭臺へ蝋燭をたて、その火をお線香にうつして、まづ第一のお灸を線香でつらぬき、口 …
著者
長谷川時雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「不同調」1928(昭和3)年
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
母
(
はゝ
)
大
(
おほ
)
肥
(
こえ
)
他
(
ひと
)
羽箒
(
はばうき
)
灸
(
やいと
)
指
(
ゆび
)
心
(
こゝろ
)
後
(
うしろ
)
巴
(
ともゑ
)
後
(
のち
)
女
(
ひと
)
娘
(
むすめ
)
灸
(
きう
)
沈香
(
ぢんかう
)
體
(
からだ
)
平打
(
ひらう
)
今
(
いま
)
頼
(
たの
)
鼻
(
はな
)
醜
(
みにく
)
轉
(
ころ
)
跳
(
は
)
膝
(
ひざ
)
膏汗
(
あぶらあせ
)
肩
(
かた
)
肉體
(
からだ
)
𢌞
(
まは
)
絞
(
しぼ
)
紙
(
かみ
)
精根
(
せいこん
)
神經
(
しんけい
)
短氣
(
たんき
)
目
(
め
)
燭臺
(
しよくだい
)
燒
(
や
)
熱
(
あつ
)
根
(
ね
)
悲
(
かな
)
平
(
ひら
)
家
(
うち
)