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平打
ふりがな文庫
“平打”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひらうち
90.9%
ひらう
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらうち
(逆引き)
御客様は茶の
平打
(
ひらうち
)
の
紐
(
ひも
)
を結んで、火鉢の前にべたりと坐って御覧なさいました。急に、ついと立ってまたその御羽織を脱ぎ捨てながら
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「親分、この四本の
簪
(
かんざし
)
のうち、
平打
(
ひらうち
)
の二本だけは
眞物
(
ほんもの
)
の銀だが、あとの二本は
眞鍮臺
(
しんちうだい
)
に銀流しをかけた、飛んだ
贋物
(
いかもの
)
ですぜ」
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平打(ひらうち)の例文をもっと
(30作品)
見る
ひらう
(逆引き)
純金
平打
(
ひらう
)
ちや、実印兼用の大形の指輪、ダイヤの巨大なる奴が二つもヘッドライトの如く輝いている指など見ると、私はその不潔さに腹の底から食べたものが込み上ってくる。
大切な雰囲気:03 大切な雰囲気
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
抱月氏と
同棲
(
どうせい
)
してからも激しい争闘がおりおりあったとかいうことである。向いあっているときはきっと何か言いあいになる。
頬
(
ほ
)
っぺたへ
平打
(
ひらう
)
ちがゆくと負けていないで手をあげる。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
平打(ひらう)の例文をもっと
(3作品)
見る
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“平打”で始まる語句
平打紐
検索の候補
平打紐
平手打
“平打”のふりがなが多い著者
小出楢重
樋口一葉
泉鏡花
長谷川時雨
中里介山
夏目漱石
徳田秋声
永井荷風
島崎藤村
吉川英治