“紐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひも99.5%
ヒモ0.2%
ちゅう0.2%
コード0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友染に、白羽二重をかさねて、つた、衣絵さんが手縫服紗袋んで、つた、小鍋である。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
壁代の様に縦横に裁ちついで、其まゝ身にふやうになさる外はおざらぬ。それ、こゝにをつけて、肩の上でくゝりあはせれば、昼は衣になりませう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
りといえども天明年間における田沼意次の執政に際しては、幕綱を解き、官紀れ、濁政民を悩ます。加うるに浅間岳の大噴火、諸国大風雨、大飢饉を以てし、庶民生をんぜず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そしてそのは壁に取付けられて電話機につながっていた。ルパンは受話器を耳に押し当てた。とまもなく声が聞こえて来た。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)