“紐育”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ニューヨーク78.2%
ニユーヨーク10.9%
ニュウヨーク3.0%
ニユウヨオク3.0%
ニュウヨオク2.0%
ヌウ・ヨルク1.0%
ニュウヨウク1.0%
ニューヨク1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は今、紐育の町中に居る。私の足の下には靴の皮がある。キルクの床がある。石とコンクリートの下には、アメリカの土がある。
無題 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
英国の文豪キプリングが、ある時米国の雑誌が見たいから、五六種送つて欲しいと、紐育にゐる友達のへ頼んでよこした事があつた。
紐育に於ての如きは、今日はトテも起きられぬと思うたことが二回もあった、ソレでも無理に起きて、冷水摩擦をやったり葡萄酒で元気をつけたりして、一度も違約したことなく
人格を認知せざる国民 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
紐育の支店で以前荷風君を銀行の客分として部下に使つて居た某某二氏は、同君の在米当時を話して、何時も銀行へ風の如く来て風の如く去つて仕舞ふのは同君であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
何しろ最近の新聞によると、紐育あたりのデパアトメント・ストアアはことごとくあのカメレオンの神託るのを待った、シイズンの支度にかかるそうですからね。
不思議な島 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
これは紐育の大ジーグフェルドに次ぐ世界的レビュー団とあって、まだレビューらしいレビューを見たことのない日本では、この一座が来朝するという評判だけでもう大変なのぼせ方。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
『あめりか物語』は明治四十年紐育より仏蘭西に渡りし年の冬里昂市ヴァンドオムのいぶせき下宿屋にて草稿をとりまとめ序文並に挿絵にすべき絵葉書を
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そこで、四人の真実の身分を申しますと、それぞれに紐育エルマイラ監獄で刑死を遂げた、猶太人伊太利人などの移住民を父にしているのでございます。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)