茶話ちゃばなし02 大正五(一九一六)年02 たいしょうご(せんきゅうひゃくじゅうろく)ねん
4・12(夕) 蚯蚓が風邪の妙薬だといひ出してから、彼方此方の垣根や塀外を穿くり荒すのを職業にする人達が出来て来た。郊外生活の地続き、猫の額ほどな空地に十歩の春を娯まうとする花いぢりも、かういふ輩に遭 …
作品に特徴的な語句
回向ゑかう 閑人ひまじん 真物ほんもの 帰依きえ 見遁みのが 牡蠣かき 矢庭やには 満更まんざら 伯林ベルリン かんな 出雲いづも 反身そりみ 沢庵たくあん 天秤はかり 狐狸こり もんめ 物識ものしり 河豚ふぐ 短冊たんざく 用達ようたし 鵜呑うのみ 勿怪もつけ 午過ひるすぎ 庫裏くり 衣物きもの 野良のら いが 胡麻化ごまか 惜気をしげ 浪花節なにはぶし 閑暇ひま 章魚たこ 護謨ごむ 揉手もみで 塹壕ざんがう 混淆こんかう 見窄みすぼ 戦争いくさ 腹癒はらいせ 請合うけあ 市街まち はく 洗濯せんだく 度胆どぎも 白髪頭しらがあたま 緑青ろくしやう こうし 鶏卵たまご ほだ 鎧戸よろひど 咳払せきばら やなぎ 手数てすう 生捕いけど 貴君あなた 元和げんな すゞき 逆立さかだち セント 書肆ほんや 椎茸しひたけ 討死うちじに しよく びた 駝鳥だてう 抵当かた 目論もくろ 居睡ゐねむり 道行みちゆき 万更まんざら 人伝ひとづて たの 指頭ゆびさき 樵夫きこり 縹緻きりやう 群青ぐんじやう 瞥見ちよつとみ 妙齢としごろ 麺麭パン 町家ちやうか 彼是かれこれ 紛失ふんじつ 解脱げだつ 七歳なゝつ 因業いんごふ 奉公つと 払子ほつす 薬鑵やくわん 不肖ふせう 今時いまどき 島田しまた 手応てごたへ 涅槃ねはん 突如いきなり 行脚あんぎや 死人しびと 手土産てみやげ など きのこ 詰襟つめゑり
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