“止”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
30.0%
18.9%
18.2%
とど14.9%
とま3.4%
とゞ3.2%
とどま3.2%
2.8%
とゞま0.7%
どま0.7%
とめ0.6%
やめ0.5%
やむ0.4%
よし0.4%
やま0.3%
どめ0.2%
ただ0.2%
やみ0.2%
トマ0.2%
0.2%
0.1%
とむ0.1%
やす0.1%
やん0.1%
とヾ0.1%
0.1%
0.1%
とと0.1%
とどむる0.1%
とどめ0.1%
とん0.1%
どまり0.1%
よそ0.1%
よど0.1%
トド0.1%
ヤメ0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつら (やがて砧の手をやめる)一晌いっときあまりも擣ちつづけたので、肩も腕もしびるるような。もうよいほどにしてみょうでないか。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
むをなければ豫備よび複線ふくせんまうけることなど、幾分いくぶん耐震的たいしんてきになつたところもあるけれども
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
部屋代がただでも、これでは電車賃にもなりません。東野南次もいよいよこの商売をして、明日からヤミ屋にでもなろうかと決心した時でした。
心に泛ぶこともないので、明日からは断々乎だんだんことして訪問をそうと、私はしきりにたのしさを思いはじめるのであった。
(新字新仮名) / 坂口安吾(著)
だれも、自分じぶんめるものがないとると、子供こどもは、そのそばにあった時計屋とけいやみせさきにゆきました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
山雀やまがらのようにもなくさえずり、小声こごえうたい、ヒヒヒと頓興とんきょうわらしたりしているが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
我が祖先の主な部分と、極めて深い関係を持ち、さうしてその古代の習俗を今にとどめてゐる歌の多い沖縄県の島々では、天国をおぼつかぐらと言ふ。
而して今日物価の騰貴とうきは非常なもので、ほとんどとどまるところを知らずという有様であるから、国民生活は早晩非常な困難に陥ることと思う。
〔憲政本党〕総理退任の辞 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
なほさら五月蠅うるさいとはしくくるまのおとのかどとまるをなによりもにして、それおいできくがいなや
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
晩方になりて時刻もきたるに吉兵衛焦躁いらって八方を駈廻かけめぐり探索すれば同業のかたとまり居し若き男と共に立去りしよし。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「佛樣はまだ母屋にあるから、あとで見てくれ。前から三太刀たちも斬り付けて、喉笛を刺したのがとゞめになつて居る。いやもうひどいやり方で」
しかきうごとあとをぽつ/\ととゞめたのみで衣物きもの心部しんぶふかまなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
博士の態度が一変して、気が変になったように見えた。が、すぐ博士は元にかえって、そのような乱暴は思いとどまってくれと哀願あいがんした。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
けれどもじや、それが誨へて上げられんのは、僕が貴方であつたらかう為ると云ふ考量かんがへとどまるので……いや、いや、そりやいはれん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
おにどもはやがて、おじいさんのるうろのまえまでますと、がやがやいいながら、みんなそこにまってしまいました。
瘤とり (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
小鳥ことりが、のこずえにきていていると、おじいさんは、またまって、そのごえきとれていました。
幾年もたった後 (新字新仮名) / 小川未明(著)
余が箱根の月大磯の波よりも、銀座の夕暮吉原の夜半やはんを愛して避暑の時節にもひとり東京の家にとゞまり居たる事は君のく知らるゝ処に候。
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
富「誠に幸いな処へ駈付けました、どうか水飴を召上る事はおとゞまりを願います、決して召上る事は相成あいなりません」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「どうしたんだんべ、おとつゝあ」おつぎは隙間すきまからあかりをにはかどまつていつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
オペラ通りなどで、そんなデリカなショーウインドウとは似てもつかないけばけばしいアメリカの金持ち女などがどまってのぞいているのなどたまたま眼につく。
巴里の秋 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
元禄拾六未年九月松平紀伊守殿御所司の時分、水谷信濃守申談、京都町餌指之儀、殺生御停止に候間、相とめ候様餌さし三十四人え申渡、証文申付候。
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
アレと走りいずるお辰、吉兵衛も共にとめながら、七蔵、七蔵、さてもそなたは智慧ちえの無い男、無理にうらずとも相談のつきそうな者を。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
十日でも二十日でも留められて、引出されゝば入費にゅうひが掛ると思って、只私の親切を二十両に買っておくんなさりゃア、是で博奕はやめるから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
遅くなれば引返して最前の水のある所で泊るという手段はあるものの、明日の行程を考えると出来るだけ先へ行く方が都合がいいので、根名草山を究めることはやめにしてしまった。
秋の鬼怒沼 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ただ、その内容とは全然無関係な発表の形式方法にだけ、やむを得ない虚偽が混っていた訳であるが、それもタッタ今、真実の形に訂正して、君に報告してしまったばかりのところである。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
徳川氏三百年の治世の下に遊廓の勢力甚だ蔓延したりしも、亦たやむを得ざる事実なり。
行末が案じられる、盆画なんぞよしにして手習をしてくれと、そこで発心をなすったんだが、なあにもう叩き止めッちまうがうごす。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
亥之助ゐのすけなにきまりをるがつて其樣そのやうものはおよしなされとふし
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何をか調実の物と言ふ、マホメット説けり、釈氏説けり、真如と呼び、真理と称へ、東西の哲学者が説明を試みてやまざる者即ちこれなり。
最後の勝利者は誰ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
それいかりののしりやまざれば約々せわ/\しく腹立はらたつことおおくして家の内静ならず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
また一人殘らず羊毛製やうまうせいの長靴下と、眞鍮のびぢやうどめになつてゐる田舍出來ゐなかできの靴を履いて居た。
読書界も、急に落着おちつきを失い、或いは方向転換をしたり、或いは廃刊や出版どめがあったりして、それ等のことはどっちかいうと意味なく騒ぎをきおこし、そして拡大した。
小杜こもりの蔭に潜んでのぞきいると、暫時して妍華超絶ただに別嬪どころでなく、真に神品たる処女、多人数諸方より来り集い、全く露形して皎月こうげつ下に身を洗う。
ただこれにりて欲するままの夢をも結ぶに似たる快きを覚ゆるなりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
雪吹ふゞき其日のくれやみ次日つぎのひ晴天せいてんなりければ近村きんそんの者四五人此所をとほりかゝりしに
わだの源と天の戸閉塞とぢふさがりて天よりの雨やみぬ。ここに於て水次第に地より退き百五十日を経てのち水減り、方舟はこぶねは七月に至り其月の十七日にアララテの山に止りぬ。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
ぢつとそこに、トマつて居るのだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ぢつとそこに、蹈みトマつて居るのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
又、ひたとむ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
又、ひたとむ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
又想ふに、彼は決して自らとがむるところなど有るに非ずして、だそのせい多羞シャイなるが故のみか、未だ知るべからず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
幾先云ふ、只だ是れ君が記得熟す、故に五月を以てまされりと為すも、実は然らず、だ六月と云ふも亦た豈に佳ならざらんや、と。
されば男は此処にその呼びとむる声を聞きその寄添よりそふ姿を見る時は、過ぎし昔の前兆を今又目前に見る心地して、その宿命に満足し、犠牲に甘んじて、冷き汚辱をじよくの手を握り申侯。
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
この一段にいたりて、かえりみて世上の事相をれば、政府も人事の一小区のみ、戦争も群児のたわむれことならず、中津旧藩のごとき、なんぞこれを歯牙しがとむるにらん。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それがニチャニチャとやすみなしにチューインガムを噛んでいる。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
頭をもたげて見れば、岸近くかいやすめたる舟人あり。
與吉よきちはおつぎにかれたので、おつぎの目がまだうるうてるうちにやんだ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
やんぬるかな
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
六三ろくさ此金これとヾめず、重々ぢゆう/\大罪だいざいくびおふせらるヽともらみはきを
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はなむかつて玉音ぎよくおんもてあそべばうぐひすねをとヾめてふしをやまなびけん
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「しツ! かつしやい。馬鹿言ふぢやない。お前がたの今言つてたやうな事が、あの若旦那の耳へ入りでもしたら、」と、その隣に並んで同じ労働しごとに従事してゐた三番目の男が、前の二人をたしなめるやうに言つて、その会話に加つた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
先ずこのがやがやが一頻ひとしきりむとお徳は急に何か思い出したようにたって勝手口を出たが暫時しばらくして返って来て、妙に真面目まじめな顔をして眼をまるくして、
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
堂々と、金五郎を嘲笑し、ととめを刺しに来たのかと思った。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
從つて内に抑へて外に出ささぬから、艮にとどむるの訓がある。
「このような者にとどめを刺す迄も御座るまいて……」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
然し、それは取立に骨が折れるので御座いましてね、ああしてとんと遊んでおいでも同様で、飜訳ほんやくか何かすこしばかり為さる御様子なのですから、今のところではどうにも手の着けやうが無いので御座いますわ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
とく國府津こふづどまりはこが三四りやう連結れんけつしてあるので紅帽あかばう注意ちゆういさいはひにそれにむとはたして同乘者どうじようしや老人夫婦らうじんふうふきりですこぶすい
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そうサ、今じゃア鬼のようなつらをして、血のたれるビフテキを二口に喰って了うんだ。ところが先生僕と比較するとはじめから利口であったねエ、二月ばかりも辛棒していたろうか、ある日こんな馬鹿気たことは断然よそうという動議を提出した、その議論は何も自からこんな思をして隠者になる必要はない自然と戦うよりかむしろ世間と格闘しようじゃアないか、馬鈴薯よりか牛肉の方が滋養分が多いというんだ。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
家運はおのずからよどめる水のごとき模様あり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「……林ニウテ起リ、山ニウテ富ミ、水ニウテオコリ、コウウテトドマラム。……四グウノ変転ハ身ニ持テル宿星ノゴウナリ。魯智深、まずは生きるままに生き、行くがままに行け」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
元より断然船借入し上ハ、自然其儀ハ可之候得ども、同心の人をつのるに道あれバ、三大夫及君(達)ヤメルと不止トを此頃早〻承りたし。