“盛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さかん37.3%
さか22.2%
21.6%
さかり11.2%
もり2.5%
ざかり1.6%
ざか0.9%
よそ0.7%
もっ0.4%
0.2%
(他:6)1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“盛”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション35.3%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本25.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それに大きな産業に進んだために、機械をさかんに取入れましたから、地方的な手機てばたもののあじわいはありません。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
成程登山はさかんであっても、其型式は固定し、年々歳々同じ登山が繰り返されるのみで、内容には少しも変化を起さなかった。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
くようにえてゆくなめらかさが、秋草あきぐさうえにまでさかったその刹那せつな
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
じつのところは、人麿ひとまろて、短歌たんかといふものが、非常ひじようさかんになつたのであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
すると母親ははおやは、おおきな、おおきな、おさらくろいスープをって、はこんでました。
夜露よつゆれたくさが、地上ちじやうあふれさうないきほひで、うづめてゐた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
三十人に余んぬる若き男女なんによ二分ふたわかれに輪作りて、今をさかり歌留多遊かるたあそびるなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あをによし寧楽ならみやこはなにほふがごとくいまさかりなり 〔巻三・三二八〕 小野老
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
よし、と打込うちこんで、ぐら/\とえるところを、めい/\もりに、フツフといて、」
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
婆やは、高調子なお初の声の下からそう答えて、小皿もりなぞを並べ立てた膳をはこんで来るのだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
若いものではございませず、分別ざかりを通り越していながら、と恐縮をいたしましてな、それも、御門内なら、まだしも。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そうするとね、東京はからッ風で塵埃ほこりひどいから、眼を悪くせまいための砂除すなよけだっていうの、勉強ざかりなら洋燈ランプをカッカと、ともして寝ない人さえあるんだのに
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、当時とうじ若者わかものは、もういいはたらざかりになっていて、こうこたえました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、ちょうど、えいちゃんのうえにいさんが、いたずらざかりであって、このはさみで、ボールがみったり、またたけなどをったりしたのです。
古いはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
御米は女だけに声を出して笑ったが、御櫃おはちふたを開けて、夫の飯をよそいながら、
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この居士は茶碗を出して、宜道に飯をよそってもらうとき、はばかり様とも何とも云わずに、ただ合掌がっしょうして礼を述べたり、相図をしたりした。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
お鉢が其処そこに出してあるから、銘々に茶碗にもっ百鬼ひゃくき立食りっしょく
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その時は冬の事で、サア出帆した所が大嵐おおあらし、毎日々々の大嵐、なか/\茶椀にめしもって本式にべるなんと云うことは容易な事ではない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
えがたいほど切ないものを胸にれて忍んでいた。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
——打てば、打たれ、裁けば、裁かれる。えい。——またせいすい
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
磯は更に一椀いっぱいけながら「おれは今日半食おやつを食わないのだ」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
なんだか知れませぬが井戸端ゐどばたに水がつてあつたのをこぼしてもつましたが、ナニぢきに明けてお返しまうします。
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
先生は海鼠腸このわたのこの匂といい色といいまたその汚しい桶といい、すべて何らの修飾をも調理をも出来得るかぎりの人為的技巧を加味せざる(少くとも表示せざる)天然野生の粗暴が陶器漆器しっきなどの食器にもられている料理の真中に出しゃばって
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
すなはち、この方は、心にある結ぼれたところがあるので、解剖して見ると、「眺」の意のものとは、語源を異にして居る別種の語であるが、和歌には、サカンにこの語を両様にかけて用ゐたために、古典研究者の頭には混同せられて、今では殆ど両意融合といふ塩梅になつたのであるが、もと/\別種の語であつたにはちがひなからう。
古歌新釈 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ちよつと一服りましよか
行乞記:04 (三) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)