“酒盛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかもり55.6%
さかも44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
させおのれら我意がいまかせて退出後たいしゆつごにゆる/\休足きうそく酒盛さかもりなどして夜に入て評定ひやうぢやうし又もなかれてかへすなとよく/\舜帝しゆんていの御心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ヘイ・レインやあのあたりの野原には、今はもう彼等の跡かたもありません。夏、秋、冬の月夜にも、今はもう妖精フェリアたちの酒盛さかもりはないと思ひます。」
そういうふうにして夜遅くまで酒盛さかもりをしてるうちに、とうとう二人は酔いつぶれて、そこにぐっすり眠ってしまいました……。
天狗の鼻 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
そのうちおさけますと、みんなおたがいに土器かわらけのおさかずきをうけたり、さしたり、まるで人間にんげんのするとおりの、たのしそうなお酒盛さかもりがはじまりました。
瘤とり (新字新仮名) / 楠山正雄(著)