“酒肴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅこう60.5%
さけさかな33.7%
しゆかう2.3%
あつらえ1.2%
さかな1.2%
しゆこう1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“酒肴”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸24.2%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
村重はこうぶつぶついってから、家臣の者へ、酒肴しゅこうの用意などいいつけ、先にぷいと起って、もういちど官兵衛にむかい、
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大阪の町奉行の用人を知っていたから、それを訪ねて帰ると、大阪の奉行所から追っかけ使者がきて酒肴しゅこうを届けて行った。
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
とりいちの晩には夜通し家を開け放ちにして通りがかりの来客に酒肴さけさかなを出すのを吉例としていたそうである。
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
東京などの大工たちも、まえ棟上むねあげの日に酒肴さけさかなが出て、それをケンズイということはよくおぼえている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
酒肴しゆかうて、さけ不調法ぶてうほふ玄竹げんちくも、無理むりから相手あひてをさせられたさかづきふたつばかりに、ほんのりとかほめてゐた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
一夕いつせき、松川の誕辰たんしんなりとて奥座敷に予を招き、杯盤はいばんを排し酒肴しゆかうすゝむ、献酬けんしう数回すくわい予は酒といふ大胆者だいたんものに、幾分の力を得て積日せきじつの屈託やゝ散じぬ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「善さんだッてお客様ですよ。さッきからお酒肴あつらえが来てるんじゃありませんか」
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
無けなしのぜにをハタキ集めてやっと五合ます一パイの酒を引いたが、サテ、酒肴さかなを買う銭が無い。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
お静も今は心を励して、宵の程あつらへ置きし酒肴しゆこう床間とこのまに上げたるを持来もてきて、両箇ふたりが中に膳を据れば、男は手早くかんして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)