“両箇”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩箇
読み方(ふりがな)割合
ふたり60.0%
ふたつ40.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“両箇”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
両箇ふたりは一様にみむかへて、待つとしもなく動かずゐたりければ、その前に到れる角燈の光は隈無くまなく彼等をさらしぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
その身をたてに宮は放さじと争ひてますます放さず、両箇ふたりが顔は互に息の通はんとすばかり近く合ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
両箇ふたつ屍骸しがいの前に、兵馬と福松は色を失って立っているが、さて、手のつけようのないことは同じです。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
只この遊興のみならで、黒三くろぞうが宿所にをらぬ日は、お夏を夜行太が妻にしつ、又夜行太がをらぬ時は、黒三が妻にもす。たとへば両箇ふたつの犬の孤牝こひんづるに相似たり、浅ましきこといふべうもあらねど、さすがに我児のいとほしければ、お夏はこれすらいなむによしなし。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)