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両掌
ふりがな文庫
“両掌”のいろいろな読み方と例文
旧字:
兩掌
読み方
割合
りょうて
88.6%
りやうて
5.7%
て
2.9%
もろて
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうて
(逆引き)
劉備青年は、錫の小壺を、
両掌
(
りょうて
)
に持って、やがて岸を離れてゆく船の影を拝んでいた。もう
瞼
(
まぶた
)
に、母のよろこぶ顔がちらちらする。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
両掌(りょうて)の例文をもっと
(31作品)
見る
りやうて
(逆引き)
「いくら何でも僕に禁酒法案の説明をさせるなんて余りぢやないか。」憲法学者は二日酔ひの顔を
手帛
(
ハンカチ
)
のやうに
両掌
(
りやうて
)
の
掌面
(
てのひら
)
で揉みくしやにした。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
両掌(りやうて)の例文をもっと
(2作品)
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て
(逆引き)
平次は立上がって、いつの間に用意したか、
両掌
(
て
)
に塗っておいた鍋墨を、その男の頬から顎にグイグイとなすってやりました。
忽
(
たちま
)
ち変る人相——。
銭形平次捕物控:052 二服の薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
両掌(て)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
もろて
(逆引き)
日の
下
(
もと
)
に背伸しつつも
両掌
(
もろて
)
にのせ白蓮の花をささげたり子は
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
両掌(もろて)の例文をもっと
(1作品)
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両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
掌
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両膝
“両掌”のふりがなが多い著者
田中英光
本庄陸男
下村湖人
近松秋江
梅崎春生
小山清
吉川英治
北原白秋
林不忘
泉鏡花