“両掌”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩掌
読み方(ふりがな)割合
りょうて86.7%
りやうて6.7%
3.3%
もろて3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“両掌”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ただ廊下に立ち聞くおさよは、相馬中村と聞いて、危うく口を逃げようとしたおどろきの声を、ぐっと両掌りょうてで押し戻した。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
細い、霜を立てたように、お冬が胸に合せた両掌りょうてを、絹を裂くばかり肩ぐるみ、つかみしに左右へさばいた。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「いくら何でも僕に禁酒法案の説明をさせるなんて余りぢやないか。」憲法学者は二日酔ひの顔を手帛ハンカチのやうに両掌りやうて掌面てのひらで揉みくしやにした。
きふまた雪枝ゆきえは、宛然さながら稚子おさなごるやうに、両掌りやうてさうしかてゝ、がつくり俯向うつむく、背中せなかくもかげくらした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
平次は立上がって、いつの間に用意したか、両掌に塗っておいた鍋墨を、その男の頬から顎にグイグイとなすってやりました。たちまち変る人相——。
日のもとに背伸しつつも両掌もろてにのせ白蓮の花をささげたり子は
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)