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手帛
ふりがな文庫
“手帛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ハンケチ
43.6%
ハンカチ
38.5%
はんけち
10.3%
はんかち
5.1%
てぎぬ
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハンケチ
(逆引き)
「いや、大阪もひどいにはひどいが……」岩田氏は鼻の先の汗を邪慳に
手帛
(
ハンケチ
)
で押し
拭
(
ぬぐ
)
つた。「しかし、東京よりはましのやうです。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手帛(ハンケチ)の例文をもっと
(17作品)
見る
ハンカチ
(逆引き)
ピシャリと、柿丘の頬に、
生
(
な
)
まぬるいものが当ると、耳のうしろを
掠
(
かす
)
めて、
手帛
(
ハンカチ
)
らしい一
掴
(
つかみ
)
ほどのものがパッと
飜
(
ひるがえ
)
って落ちた。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
手帛(ハンカチ)の例文をもっと
(15作品)
見る
はんけち
(逆引き)
けれども女は静かに首を
引
(
ひ
)
っ込めて
更紗
(
さらさ
)
の
手帛
(
はんけち
)
で
額
(
ひたひ
)
の所を丁寧に拭き始めた。三四郎は兎も角も
謝
(
あや
)
まる方が安全だと考へた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
手帛(はんけち)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
はんかち
(逆引き)
博士はフロツクコオトの隠しから皺くちやな
手帛
(
はんかち
)
を取出して、一寸
洟
(
みづばな
)
をおし
拭
(
ぬぐ
)
うた。そして
例
(
いつも
)
の几帳面な調子で
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手帛(はんかち)の例文をもっと
(2作品)
見る
てぎぬ
(逆引き)
笑いもせず、泣きもせず、口数もきかず、わしが咳をすれば
吐月峯
(
はいふき
)
を、眼鏡をはずせば、すぐ
目脂
(
めやに
)
を拭く
手帛
(
てぎぬ
)
をといった風によく気がついた。
面
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
手帛(てぎぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
帛
漢検1級
部首:⼱
8画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手帛”のふりがなが多い著者
夏目漱石
薄田泣菫
海野十三
室生犀星
山本周五郎