“両側”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩側
読み方割合
りょうがわ51.4%
りやうがは14.3%
もろがは11.4%
りょうそく8.6%
ふたがわ5.7%
りやうかは2.9%
りやうわき2.9%
わき2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このは、は、いつもとなって、いろいろの夜店が、大門付近から、大通りにかけて、両側にところいまでんでいました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
出島には長い、広い一条の街路が通り、両側には、ヨオロツパ風の二階家がならんでゐる。見たところは、いかにも小じんまりしてゐる。(中略)
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
両側の立枯並木、見れば一側並木、時をりにとまる鴉もその枝の霜にすぼまり、渡り鳥ちらばる鳥もその空に薄煙立つ。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
私たちの踏んで行くのは、その両側に何千尺と、千尺を単位にして数えるべき谿谷をもった、高まりつくした頂上を貫いている一線の上である。
烏帽子岳の頂上 (新字新仮名) / 窪田空穂(著)
階の両側のところどころには、黄羅紗にみどりと白との縁取りたる「リフレエ」を着て、濃紫穿いたる男、めてもせず立ちたり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
次第両側の家のに雪のたるがし。こゝに於て所々に雪のをひらき、より庇にふ、これを里言胎内潜といふ、又間夫ともいふ。間夫とは金掘方言なるをふる也。
口はの様に開けた儘、ピクリピクリと顔一体が痙攣けて両側で不恰好に汗を握つた拳がブルブル顫へて居る。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)