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屋
ふりがな文庫
“屋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
や
73.0%
おく
11.3%
いへ
5.7%
うち
3.5%
をく
2.6%
いえ
2.2%
やね
0.9%
オク
0.4%
ヤ
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や
(逆引き)
先哲
(
せんてつ
)
いはく……
君子
(
くんし
)
はあやふきに
近
(
ちか
)
よらず、いや
頬杖
(
ほゝづゑ
)
で
讀
(
よ
)
むに
限
(
かぎ
)
る。……
垣
(
かき
)
の
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
、さみだれの、ふる
屋
(
や
)
の
軒
(
のき
)
におとづれて……か。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
屋(や)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おく
(逆引き)
かりに
帝堯
(
ていぎょう
)
をして今日にあらしめなば、いかに素朴節倹なりといえども、段階に木石を用い、
屋
(
おく
)
もまた瓦をもって
葺
(
ふ
)
くことならん。
教育の目的
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
屋(おく)の例文をもっと
(26作品)
見る
いへ
(逆引き)
蘭軒の
屋
(
いへ
)
の後には
仮山
(
つきやま
)
があつて草木が茂つてゐた。雉はをり/\そこへ来ることがあつたのを、猫が覗つてゐて捕へたのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
屋(いへ)の例文をもっと
(13作品)
見る
▼ すべて表示
うち
(逆引き)
屋
(
うち
)
の
内
(
なか
)
で飼はれて居た獣は、ある時は少年時代の友達のやうに、ある時は極く無気味なものゝやうに、私の
眼前
(
めのまへ
)
をよく往つたり来たりした。
犬
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
屋(うち)の例文をもっと
(8作品)
見る
をく
(逆引き)
この
遷都
(
せんと
)
は、しかし、
今日
(
こんにち
)
吾人
(
ごじん
)
の
考
(
かんが
)
へるやうな
手重
(
ておも
)
なものでなく、一
屋
(
をく
)
一
代
(
だい
)
の
慣習
(
くわんしふ
)
によつて、
轉轉
(
てん/\
)
近所
(
きんじよ
)
へお
引越
(
ひきこし
)
になつたのである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
屋(をく)の例文をもっと
(6作品)
見る
いえ
(逆引き)
そのうちに、深夜の
静寂
(
しじま
)
を破って、馬のいななきが聞え、
屋
(
いえ
)
の後ろのほうで人の気はいや戸の音がする。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
屋(いえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
やね
(逆引き)
其
屋
(
やね
)
を
豊
(
おほい
)
にし、其家に
蔀
(
しとみ
)
し、よさゝうにすれば、日中に斗だの
沫
(
ばい
)
だのといふ星を見て、大なる光は遮られ、小さなる光はあらはれ、然るべき人は世にかくれ、つまらぬ者は時めき、そして
震は亨る
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
屋(やね)の例文をもっと
(2作品)
見る
オク
(逆引き)
後、コノ下総原ニ一
茅
(
ボウ
)
ノ
屋
(
オク
)
ト田ヲ獲、年経ルママ思エドモ、山河ヲ隔テ、又消息ヲ絶ツノ今、カエッテ子ノ
幸
(
サチ
)
ニ如何アルベシナド思イ、イツシカ歳月ノ流レニマカセ
了
(
オワ
)
ンヌ。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
屋(オク)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヤ
(逆引き)
南波屋
(
ナンバヤ
)
が南波、木津
屋
(
ヤ
)
が
木津谷
(
キヅタニ
)
になつたのは普通だが、摂津・丹波の山間十石から出て来て、屋号としたじゅっこくを名字にしてから、俄かに幾代か前に
三郷巷談
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
屋(ヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“屋”の意味
《名詞》
(オク:以下の成句で)やね。
(出典:Wiktionary)
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“屋”の類義語
居
宿
戸
旅籠
棲家
家屋
旅宿
居所
宿屋
家族
“屋”を含む語句
小屋
料理屋
部屋
茅屋
魚屋
家屋
屋上
問屋
茶屋
屋内
居酒屋
芸妓屋
古本屋
宿屋
屋外
女郎屋
掛茶屋
本屋
牛乳屋
部屋着
...
“屋”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村
泉鏡太郎
幸田露伴
北原白秋
泉鏡花
小川未明
内田魯庵
南部修太郎
夏目漱石