“手重”の読み方と例文
読み方割合
ておも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この遷都(せんと)は、しかし、今日(こんにち)吾人(ごじん)の考(かんが)へるやうな手重(ておも)なものでなく、一屋(をく)一代(だい)の慣習(くわんしふ)によつて、轉轉(てん/\)近所(きんじよ)へお引越(ひきこし)になつたのである。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
だから人間の身体(からだ)ほど不思議なものはないと思うんだよ。あれほどお医者が手重(ておも)くいったものが、今までしゃんしゃんしているんだからね。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今以(いまもつ)て向(む)きも持(も)てもしないだらうから、御婦人方(ごふじんがた)には内證(ないしよう)だが、實(じつ)は脚氣(かつけ)で。……然(しか)も大分(だいぶ)手重(ておも)かつた。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)