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ておも
ふりがな文庫
“ておも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手重
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手重
(逆引き)
可成
(
かな
)
り
手重
(
ておも
)
くて
二月
(
ふたつき
)
ばかり
隔離室
(
かくりしつ
)
に寝ていた後のこと、若い軍医が、『大佐殿のチブスには
症状
(
しょうじょう
)
に特別のところがありましたから、実はお案じ申上げて居りました』
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
廻したから、幸ひ
溺
(
おぼ
)
れ死ぬのは助かつた。それに夜半過ぎからは引潮で、見付けた時は、顏だけでも水の上に出てゐたさうだ。運がよかつたのだな——尤も撲たれた頭の傷は少し
手重
(
ておも
)
だが——
銭形平次捕物控:160 二つの刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼はやむをえなければ、お延の忠告通り、もう一返父に手紙を出して事情を訴えるよりほかに仕方がないと思った。それには今の病気を、少し
手重
(
ておも
)
に書くのが得策だろうとも考えた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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