“症状”の読み方と例文
読み方割合
しょうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんな皮膚ひふいろあおざめてたるんでいた、そして、水腫性すいしゅせい症状しょうじょうがあるらしくふとって、ことに下腹したはらていました。
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)
可成かな手重ておもくて二月ふたつきばかり隔離室かくりしつに寝ていた後のこと、若い軍医が、『大佐殿のチブスには症状しょうじょうに特別のところがありましたから、実はお案じ申上げて居りました』
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
母は単純に病気だということに決めてしまって、私のかわった症状しょうじょうに興味を持って介抱かいほうした。
桃のある風景 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)