“實”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方(ふりがな)割合
じつ45.5%
28.5%
まこと7.3%
6.1%
3.6%
みの3.6%
ほん1.2%
げに0.6%
じつは0.6%
ぢゃう0.6%
(他:4)2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“實”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲100.0%
文学 > イタリア文学 > 詩78.6%
文学 > フランス文学 > 詩9.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
塲面ばめん々々のかんじとあひ俟つて音響おんけう効果こうくわじつたくみもちゐられてゐるが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
余はコロボックルの遺物いぶつたる是等の角噐はじつぶくろの口として用ゐられしならんとしんずるなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
神武寺じんむじあたりより、萬兩まんりやうふさやかにいたるを一本ひともとかへりて
逗子だより (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
『まだ榎木えのきしぶくてべられません。もうすこしおちなさい。』とさうまをしました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
番付ばんづけには流石さすがにわがまこと苗字めうじをしるさんことの恥かしくて、假にチエンチイと名告なのりたり。
ロミオ そりゃまことか?……おのれ、うらめしい運星うんせいめら!……おれ宿やどってゐような。
にや縁に從つて一念とみ事理じりを悟れども、曠劫くわうごふ習氣しふきは一朝一夕にきよむるに由なし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
二八二 に觀行より智を生ず、不觀行より智を盡す、此の利と不利との二の道を知り自ら修して智を増さしむべし。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「恐ろしく負け續けの癖に、——金のる木を植ゑたんだ。五兩や十兩の金に驚くけえ——なんて小判をバラいて居るさうで」
少しも困る樣子は無いばかりでなく、益々富み榮えて、『あれは金のる木でも植ゑてゐるのだらう』と
けれども秋々あき/\みのりは、かならず何ものかを私にもたらしてくれるものとしんじてゐます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
布子一枚で其の冷たい風に慄へもしない文吾は、みのつた稻がお辭儀してゐる田圃の間を、白い煙の立ちのぼる隣り村へと行くのである。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
ほん馬鹿々々ばか/\しいとつてはれほどのこと今日けふまでだまつてるといふことりますもの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それが惡るいと小言をいふたら何の私にも家が有ますとて出て來るが宜からうでは無いか、ほんに馬鹿々々しいとつては夫れほどの事を今日が日まで默つて居るといふ事が有ります物か、餘り御前が温順し過るから我儘がつのられたのであろ、聞いた計でも腹が立つ、もう/\退けて居るには及びません
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
汝に對してわれ大いなる好意よしみを持てり、げにこれより固くはまだ見ぬ者と結べる人なし、かかれば今は此等のきだも我に短しと見ゆるなるべし 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
前者には、「延譽壽阿彌、俗名五郎作、文政五年壬午十月於淺草日輪寺出家」と記してあり、後者は「光譽壽阿彌陀佛、十一代目五郎作、じつは江間利右衞門男、文政五年壬午十月於日輪寺出家」と記してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ベンヺ わし足下きみほど鬪爭好けんくわずきふことがぢゃうなら、無條件ろはこのいのちを一時間位じかんぐらゐってやってもよいわい。
これ、おにゃったがぢゃうならば、あいや。
はらすいると、のばしてとゞところなつ無花果いちじく芭蕉ばせうもぎつて
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
腿立ちの蹈みの搖すりに、こゝろよく乳子は眠りぬ、往還りまめにし蹈めば、薄衣まとへどぬくゝ、粟も稗も餓ゑばうまけむ、あきつなす數なきものに、自らも思ひてあれば、世をうけく思はずあらめと、人の身を吾はいたみぬ
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
歌はざりしとがめか、みのりなき冬の日にもうれへは照りしかど。
白鳥 (旧字旧仮名) / ステファヌ・マラルメ(著)
世界はひとりレアヽルなるのみならず、またイデエのみち/\たるあり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)