“實家”のいろいろな読み方と例文
新字:実家
読み方割合
さと50.0%
じつか44.4%
ぢつか5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千代松の家は長谷川組で、お安の實家さとは御家人の筆頭であつたから、この縁は不釣合と、人々に評判されてゐた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
受出うけいだし名も千代とあらためて我妻となしけるが實親じつおやは越後に在るとのこと故彼れが實家じつかたづねんと此地へ來り今朝こんてう馬丁うまかたの惡漢が我が妻ちよを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なに表向おもてむ實家ぢつかるいを風聽ふうちやうなされて、召使めしつかひの婢女をんなどもにかほられるやうなことなさらずともかりさうなもの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)