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じつか
ふりがな文庫
“じつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
實家
72.7%
実家
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
實家
(逆引き)
死人
(
しにん
)
のやうな
顏
(
かほ
)
をして
僕
(
ぼく
)
の
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
たのを
見
(
み
)
て、
宿
(
やど
)
の
者
(
もの
)
は
如何
(
どん
)
なに
驚
(
おどろ
)
いたらう。
其驚
(
そのおどろき
)
よりも
僕
(
ぼく
)
の
驚
(
おどろ
)
いたのは
此日
(
このひ
)
お
絹
(
きぬ
)
が
來
(
き
)
たが、
午後
(
ごゝ
)
又
(
また
)
實家
(
じつか
)
へ
歸
(
かへ
)
つたとの
事
(
こと
)
である。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
人
(
ひと
)
の
顏
(
かほ
)
も
今
(
いま
)
のとは
違
(
ちが
)
ふね、あゝ
此母
(
このかゝ
)
さんが
生
(
い
)
きて
居
(
ゑ
)
ると
宜
(
い
)
いが、
己
(
お
)
れが三つの
歳
(
とし
)
死
(
し
)
んで、お
父
(
とつ
)
さんは
在
(
あ
)
るけれど
田舍
(
いなか
)
の
實家
(
じつか
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
仕舞
(
しまつ
)
たから
今
(
いま
)
は
祖母
(
おばあ
)
さんばかりさ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
じつか(實家)の例文をもっと
(8作品)
見る
実家
(逆引き)
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
は自分も
矢張
(
やはり
)
若くて美しくて、女にすかれて、道楽して、とう/\
実家
(
じつか
)
を
七生
(
しちしやう
)
まで
勘当
(
かんだう
)
されてしまつたが、今になつては
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
の事はどうしても事実ではなくて夢としか思はれない。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
御新造
(
ごしんぞ
)
の
実家
(
じつか
)
は
葭町
(
よしちやう
)
で
幅
(
はゞ
)
のきく
芸者家
(
げいしやや
)
であつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
じつか(実家)の例文をもっと
(3作品)
見る
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おさと
さとかた
じっか
やど
サト
ぢつか