“又”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
また90.5%
8.3%
はん0.3%
マダ0.3%
ゆう0.3%
マタ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは畑のの木の下や、林のの木の根もとや、雨垂れの石のかげなどに、それはそれは上手に可愛らしくつくってあるのです。
カイロ団長 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
天空には星影、二た三してく、秒一秒と、阿鼻叫喚せて、印度洋海底んでくのである。
「よしっ、とゆく」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
カダルにもにも皆死なれデ、村役場ガラだのだのて、よりも小舍這入テセ、乞食して暮らすデ來るデバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
あるひは言ふ水中にあつて卒中症を発したるならんと。時に年四十三なり。その中村氏は南畆先生が外姑後裔なり。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ねこ、(中略)人家サキナリ。温柔ニシテク、フレバフ。レドモ竊盗アリ。二尺ラズ。(下略
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)