“浪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なみ96.6%
みだ1.7%
みだり0.6%
らう0.6%
ナミ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盛夏三伏さんぷくの頃ともなれば、影沈む緑のこずえに、月のなみ越すばかりなり。冬至の第一日に至りて、はたとむ、あたかもげんを断つごとし。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
外人が鋭意して真似まねんともがく所以ゆえんのものを、われにありてはみだりに滅却し去りて悔ゆるなからんとするは、そもそも何の意ぞ。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
老いたるものとて侮るべからず、無用に似たる人をも物をもみだりに棄てずば、また益をなすことあるべし。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
らう、浪、浪 として しづかなり
秋の瞳 (新字旧仮名) / 八木重吉(著)
時天照大神誨倭姫命曰、是、神風伊勢国則、常世トコヨナミ重浪帰国也シキナミヨスルクニナリ傍国可怜国也カタクニノウマシクニナリ。欲是国。故随大神教其祠立於伊勢国。因興斎宮于五十鈴川上。是謂磯宮