“梢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こずえ77.2%
こずゑ17.2%
うれ2.0%
こづゑ0.7%
やや0.5%
うら0.5%
すえ0.4%
うらき0.2%
こづえ0.2%
さき0.2%
しん0.2%
せう0.2%
やゝ0.2%
ウラ0.2%
コズヱ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何気なく隣境の空を見上げると高い樹木のに強烈な陽の光が帯のようにわりついていて、そこだけがと燃えているようだった。
苦しく美しき夏 (新字新仮名) / 原民喜(著)
れるへて極彩色金屏風るがく、秋草模樣は、紫苑りて、とともにへり。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「さく花は千種ながらにみ、本腐ちゆくわが盛かな」という和歌を添えてつくづくにねがいあげた。
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「こんなに年老るまで、自分で、どんなにお前のためにをふせぎ、それとつたかれない。そしてお成長したんだ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
其平な頂上がに低下しようとする所から、円味を帯びて殆ど直線に近い空線を描いた一座の山が、前記の二峰の上にのり出している。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
その上に、で包んだ山が見えたが、遠いと覚しく、峰の松が、鹿のんだ姿に小さい。藪に続いた一方は雑木林で、と黒髪をいたごとく、が乱れ、根が茂る。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そしてその苗が群集して一処にたくさん生えを揃えている場合は各株緑葉の中心中心が赤く、紅緑相雑わって映帯し圃中に美観を呈している。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
薄茶色を全体に吹いて、らかいく所は、糠雨されたかの如くにんでゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
怖いわねえ! この辺には一本だつて天までとどくやうな樫の樹はないのね。だけれど、どこかしら遠い遠いお国に、が天国までもとどいて、ゆらゆら揺れてゐる樹が一本あるつてことよ。
暴風がをわたる森の胸をひらき
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
自分達は澤木さんと友人の西村さんとにれられて度度ポツダム・プラアツのにあるロステイと云ふ珈琲店へ行つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
倦みそめぬ、かづらの
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、(うら<うれ)同様、の義だとも言へる。表面・末端の義から、さうした出現形式に言ふのだと説けばわかる。
もうを離れるらしい塒鳥が、近い端山木群で、羽振きの音を立て初めてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)