“接”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
35.4%
つな15.9%
せつ14.6%
せっ9.8%
つけ3.7%
つづ3.7%
つゞ2.4%
2.4%
1.2%
あつか1.2%
(他:8)9.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“接”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究13.6%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]10.3%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「枝ぶり悪き桜木は、切ってぎ木をいたさねば、太宰のいえが立ちませぬ。」と、定高はりんとした声で云い放つ。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
お八重は身體を捻つて背中合せに腰掛けた商人體の若い男と、頭を押けた儘、眠つたのか眠らぬのか、ぢつとしてゐる。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「あの箱がくせものなんだ、電燈線につないであったろう——、あれは電燈線を動力として簡単に超音波を発生する装置なんだよ」
睡魔 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
避雷針は屋根の上に尖った金属棒を立て、その下に銅線をつなぎ、下に下ろし、その尖端を地中に埋めます。
科学が臍を曲げた話 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
 地衣帶こけたい草本帶そうほんたい上部じようぶせつしてをり、兩帶りようたい區別くべつははっきりとしませんが
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
また川筋かはすぢせつした廣場ひろば移動旋風いどうせんぷうによつておそはれやすい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
土手どては、ここでは往来おうらいせっしていましたが、やがてみちからとおはなれて、あちらへいっていたのです。
長ぐつの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そらさわやかれて、とお木立こだちそらせっするあたり見渡みわたされるすずしい日和ひより
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
直接じかくちつけるのは不作法だ、ととがめたように聞えたのである。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
直接じかくちつけるのは不作法だ、ととがめたやうに聞えたのである。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
薄茶色の芽を全体に吹いて、柔らかいこずえはじが天につづく所は、糠雨ぬかあめぼかされたかのごとくにかすんでいる。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
松山の上から見渡すと、高い日に映る、茶色や黄色が、しまになったり、段になったり、模様になったり、かすみで薄くされて、雲につづくまで、一面に平野をおおうている。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
斯の廊下が裏側の廊下につゞいて、丁度本堂へ曲らうとする角のところで、急に背後うしろの方から人の来る気勢けはひがした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
対岸に並びつゞく家々の屋根、ところ/″\に高い寺院の建築物たてもの、今は丘陵のみ残る古城の跡、いづれも雪に包まれてかすかに白く見渡される。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
じたりえぐったりぎ合わせたり編んだりした木工品がうずたかく積みあげてある。
張つて麩糊ふのりを引いてゐるのは、文吾の單衣になる、繼ぎぎだらけの大和木綿であつた。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
半死の蟹の傷口に自分の口を
大層鄭重ていちょうあつかってれたので、私も非常に満足して、主人公はおいでになっているのかと尋ねると
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
仲よしの小鳥がくちばしあわす時、歯の生際はえぎわ嬰児あかんぼが、軽焼かるやきをカリリと噛む時、耳をすますと、ふとこんながするかと思う、——話は違うが、(ろうたけたるもの)として、(色白きいちごくいたる)まくら草紙そうしは憎い事を言った。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いま山中さんちゆうむ熊とは違つて、北海道産ほつかいだうさんで、うしても多く魚類ぎよるゐしよくするから、毛が赤いて。
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
石は二ツつぎ、三ツ組、五ツ組とか言い秘伝のようなものがあるそうであるが、わたくしは勝手に組めばいいと思っている。
庭をつくる人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
かつての自分のほこりであった・白刃はくじんまえまじわるも目まじろがざるていの勇が、何とみじめにちっぽけなことかと思うのである。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
もしその尾上をのへうそぶきたち、大海原のあなたを見わたさむか、雲と濤とあひまじはり、風は霧のごとく、潮は煙に似たる間を分けわく船の帆影は、さながら空なる星かと見まがふばかりなり。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
虎狗を食して淫を起し狗赤小豆あずきを食して百疾をいやし猫天蓼をくろうてしきりにまじわる、狐焼鼠を見て命を失う猩桃を得て空になげうつ、鼠蕎麦に就いて去る事を知らず
グーングーングーングーンと既に間近くって来た。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
時々出る、年よりたちの悔み言には、一層の事、筑前の国にけといたら、よかつたらうに、と言ふ事である。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)