“末”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すえ59.2%
すゑ29.1%
うら2.6%
すそ2.0%
まつ1.5%
うれ1.0%
いま0.5%
うち0.5%
さき0.5%
しも0.5%
(他:5)2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“末”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)5.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
敦子あつこさまははやくからみぎ若人わこうどおもおもわれるなかになり、すえ夫婦めおと
むすめは、ひとなみおときながら、すえおもうてかなしんでいました。
赤いろうそくと人魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
れにりてゆかしがるは、ゆき後朝あしたすゑつむはな見參げんざんまへのこヽろなるべし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
りし四ぐわつすゑつかた、さくらりて青葉あをばのかげにふぢ花見はなみといふころ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その路筋を田の畔畷あぜの左右に、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つと順々に数えるとふわりと霧に包まれて、ぼうとうら消えたのが浮いて出たようにまた一つ二つ三つ四つ五つ、稲塚——その稲塚が、ひょいひょいと、いや
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うらから枯れる
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
すその方へいって伴奏に三味線がはいるのを、長唄ながうた研精会の稀音家和三郎きねやわさぶろうが引きうけていた。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その時、広小路で、電車の口からさっと打った網のすそが一度、混雑の波に消えて、やがて、むきのかわった仲見世へ、手元を細くすらすらと手繰寄せられたていに、前刻さっきの女が
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
日が出ると、晶々きらきらとした白金まつになり、紫水晶末になるのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
かへせしこと、このしままつ
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この歌と一しょに、「うちなびく春立ちぬらし吾が門の柳のうれに鶯鳴きつ」(巻十・一八一九)があるが、平凡で取れない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
巻向まきむく檜原ひはらもいまだくもゐねば子松こまつうれ沫雪あわゆき流る 〔巻十・二三一四〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
彼は学いまだ深からず、歳いまだ高からず、齢いまだ熟せず、経験いまだ多からず、要するにこれ白面の中書生(老書生といわず)のみ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
うちから枯れる
極楽とんぼ (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
かれ二柱の神、あめ浮橋うきはしに立たして、その沼矛ぬぼこおろして畫きたまひ、鹽こをろこをろに畫きして、引き上げたまひし時に、その矛のさきよりしたたる鹽の積りて成れる島は、淤能碁呂おのごろなり。
太守京極丹後守の座所には、錦繍きんしゅうとばりを垂れ、近侍小姓は綺羅星きらぼしと居並び、紅白のだんだら幕をめぐらしたおしもには、白襟桃色の衣裳を重ねた女中やつぼねたちが歌舞伎でも見るような華やかさを浮き立たせて時刻を待っていたのであった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かたすへ、おもひ忘れて夢路をたどるやうなりしが、何物ぞ、にはかにその空虚うつろなる胸にひゞきたると覚しく、女子をなごはあたりを見廻して高く笑ひぬ。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かれ天皇の還りいでます時、その大神、山のにいはみて、長谷の山口に送りまつりき。
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、ウラウラウラ(うら<うれ)同様、の義だとも言へる。
誉田の日の皇子 大雀オホサヽギ おほさゝぎ、佩かせる太刀。本つるぎ スヱふゆ。冬木のす カラ下樹シタキの さや/\(応神記)