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すそ
ふりがな文庫
“すそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
裾
88.6%
裳
4.8%
裙
4.8%
裳裾
0.5%
末
0.5%
襴
0.1%
据
0.1%
洗足
0.1%
裙裾
0.1%
長裾
0.1%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裾
(逆引き)
少し笑いながら
裾
(
すそ
)
をおろした。これは日課の、朝の散歩なのかも知れない。佐野君は、自分の、指さした右手の処置に、少し困った。
令嬢アユ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
すそ(裾)の例文をもっと
(50作品+)
見る
裳
(逆引き)
宮の森を黒髪にして、ちょうど水脈の血に揺らぐのが
真白
(
まっしろ
)
な胸に当るんですね、
裳
(
すそ
)
は裾野をかけて、うつくしく雪に
捌
(
さば
)
けましょう。——
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すそ(裳)の例文をもっと
(37作品)
見る
裙
(逆引き)
スペインブールホスの大寺にあるメンシア・デ・メンドザ女の葬所なる臥像はその
裙
(
すそ
)
に
狆
(
ちん
)
を巻き付かせある。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
すそ(裙)の例文をもっと
(37作品)
見る
▼ すべて表示
裳裾
(逆引き)
その裾を、鬼六の足に踏まれて、前へのめッた、でも、長い
裳裾
(
すそ
)
はどこからか
断
(
き
)
れて、彼の瀕死な影は、なお、よろ
這
(
ば
)
いつつも逃げていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すそ(裳裾)の例文をもっと
(4作品)
見る
末
(逆引き)
末
(
すそ
)
の方へいって伴奏に三味線がはいるのを、
長唄
(
ながうた
)
研精会の
稀音家和三郎
(
きねやわさぶろう
)
が引きうけていた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
すそ(末)の例文をもっと
(4作品)
見る
襴
(逆引き)
ここを以ちてその父母、その人を知らむと
欲
(
おも
)
ひて、その女に
誨
(
をし
)
へつらくは、「
赤土
(
はに
)
を床の邊に散らし、
卷子紡麻
(
へそを
)
を針に
貫
(
ぬ
)
きて、その衣の
襴
(
すそ
)
に刺せ」と
誨
(
をし
)
へき
一一
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここに
大御食
(
おほみけ
)
獻る時に、その
美夜受
(
みやず
)
比賣、大御
酒盞
(
さかづき
)
を捧げて獻りき。ここに
美夜受
(
みやず
)
比賣、その
襲
(
おすひ
)
二一
の
襴
(
すそ
)
に
月經
(
さはりのもの
)
著きたり。かれその月經を見そなはして、御歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
すそ(襴)の例文をもっと
(1作品)
見る
据
(逆引き)
彼はテナルディエの手から布片を引ったくり、上衣の上に身をかがめ、裂き取られた一片を裂けてる
据
(
すそ
)
の所へあててみた。裂け目はきっかり合って、その布片のために上衣は完全なものとなった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
すそ(据)の例文をもっと
(1作品)
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洗足
(逆引き)
梅の樹の下に立ちて馬の
洗足
(
すそ
)
するを見てゐる。家來鹿島與一、四十餘歳。甲賀六郎、二十五六歳。おなじく馬の左右に立ちて見る。馬かひ子之介、二十歳前後の律義なる若者。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すそ(洗足)の例文をもっと
(1作品)
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裙裾
(逆引き)
先づ綱を挙ぐれば網の細目はおのづから挙がり、先づ領を挙ぐれば衣の
裙裾
(
すそ
)
はおのづから挙がるが如く、先づ隅田川を談れば東京の諸流はおのづから談りつくさるべき勢なり。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
すそ(裙裾)の例文をもっと
(1作品)
見る
長裾
(逆引き)
木下蔭
(
このしたかげ
)
の暗がりで、
長裾
(
すそ
)
をぐっと引き上げ、
小褄
(
こづま
)
をからげ、お高祖頭巾をまぶかにして帯の間に手をやると、師匠が返してくれた一松斎譲りの銘刀が、体熱に熱くなって
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
すそ(長裾)の例文をもっと
(1作品)
見る
“すそ”の意味
《名詞》
すそ【裾】
膝から下の部分。足元。
服の下の部分
髪の毛の先端部分
山の麓
物の下の部分
馬の脚
川下
(出典:Wiktionary)
検索の候補
もすそ
すえ
すゑ
スカート
しつら
すう
すは
すわ
ちやうきよ
とら