“襲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おそ39.7%
13.1%
かさ12.8%
12.8%
かさね5.8%
3.1%
がさね3.1%
がさ1.9%
1.4%
1.1%
おすひ0.6%
かか0.6%
0.6%
0.3%
0.3%
おそう0.3%
おそは0.3%
おそひ0.3%
おそわ0.3%
0.3%
たか0.3%
つい0.3%
オスヒ0.3%
オソ0.3%
0.3%
ヨソ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や、や、べるものがなくなってしまうと、人間村里ってきます。そして、人間べたり、家畜ったりします。
おおかみと人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、今、戸外に呶鳴っている法師たちの悪罵には、時こそよけれと、いい機会をつかまえてせてきたらしい気色が濃厚である。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが紫にねた、かくのごとく盛粧された片袖の端、……すなわち人間界における天人の羽衣の羽の一枚であったのです。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
輪王寺宮慈性親王病なるをもて、能久親王職をがせ給ふ。いで慈性親王薨ぜさせ給ふ。将軍徳川慶喜政権を朝廷に還しまつる。
能久親王年譜 (新字旧仮名) / 森鴎外森林太郎(著)
また、時には少年の着るような薄色のかした好みを見せれば、次の夕方には、もう一人の男もそれに似合うた衣をうていた。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)
もう何うしたって、って来るしかないものと、避けられないものとの衝突だ。受け身だけに、此っ方のない事はしい。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祇園清水知恩院金閣寺拝見がいやなら西陣へ行って、帯か三でも見立てるさ。どうだ、あいた口に牡丹餅よりうまい話だろう。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
今度は以前のように下絵などの面倒なこともありませんので、師匠の差図と自分の考案で、童女の方は十か十一位、桃割に結って三枚ね。
貴公のいう通り、所詮、るなと祈っても、いくら警固や防ぎをしてみても、先は、空をけてくる疾風雲のようなものだ。一暴風雨けられまい
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『多年、領主の御庇護によって、安穏生業を立てて参ったのに、御恩も忘れ、殿の凶事に際して、すぐ損徳を考え、藩札の取付けにけるなどとはい行為だ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに大御食獻る時に、その美夜受比賣、大御酒盞を捧げて獻りき。ここに美夜受比賣、その二一月經著きたり。かれその月經を見そなはして、御歌よみしたまひしく
「——が、兄上。ここは一度、豊田へ引き揚げた方がよろしいでしょう。何といっても、敵は、充分、用意をもってっている。こっちは、準備のない戦ですから」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たらば? ——)というようなことも、その時の覚悟なども、善信は一切、妻にいっていなかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
輪交いの家紋をも秀吉からもらったのである。それに感奮して、また数日の後、城壁の下まで戦い迫って行ったが、こんどは敵方からった一弾にって、仰向けに倒れてしまった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さなくば、婚儀の当夜、大挙してしかけ、彼の破戒行為を責める」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母は三十四で最早子は出来ないものとらめて居ると、馬場が病で没し、其妻も間もなく夫の後を世を去り、残ったのは二歳になる男の子、これと父が引取って自分のとし養ったので
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
駈足をしてる様なしい人々、さては、濁つた大川を上り下りの川蒸気、川の向岸に立列んだ、強い色彩種々の建物、などを眺めて、取留もない、切迫塞つた苦痛れてゐた事などが
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
それは四面鐵檻堅牢なるにも堅牢ならんんで、如何力強ても、して車中安全せられぬ特別注意であるな。
市郎が途中で𤢖れたという噂は、早くも隣村まで伝えられたので、吉岡の家でも甚だ心配して、冬子が取敢ず見舞に来たのであった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
急に烈しく睡気して来たので、丑松は半分眠り乍ら寝衣を着更へて、直に感覚の無いところへ落ちて行つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
兎に角斯う種々様々の傷の有る所を見れば、かえたまえ、一人で殺した者では無い大勢で寄てッて殺した者だ(大)成る程—(谷)シテ見れば先ず曲者は幾人も有るのだが
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
貴様は福澤の主人になったと知らせてれるの事だ。てその跡をだ以上は、実は兄でも親だから、五十日の忌服を勤めねばならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
簑笠で表された神と、を以て示された神との、二種の信仰對象があつて、次第に前者は神祕の色彩を薄めて來たものと思はれる。神社・邸内神は後者で表されたものである。
吉田博士は狗奴國王の名を卑彌弓呼と云はずして、卑彌弓呼素と讀み、此名の中卑彌弓は卑彌呼と同じく日子の對譯、呼素はの音譯なりと見られたり。
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)
此等が悉く卜部系統の者、海語部の後とは言はれないが、戸籍整理や、賦役・課税を避けたりして、寺奴となつたほかひゞとの系統をぐものとだけは言はれる。
旅の若い女性は、型摺りの大様な美しい模様をおいたる物をうて居る。笠は、浅いに、深い縹色の布が、うなじを隠すほどに、さがつてゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)