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かさね
ふりがな文庫
“かさね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
襲
41.5%
累
26.4%
重
13.2%
襲衣
5.7%
重襲
5.7%
重衣
3.8%
層
1.9%
褶
1.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襲
(逆引き)
着つけは桃に
薄霞
(
うすがすみ
)
、
朱鷺色絹
(
ときいろぎぬ
)
に白い裏、
膚
(
はだえ
)
の雪の
紅
(
くれない
)
の
襲
(
かさね
)
に透くよう
媚
(
なまめ
)
かしく、白の
紗
(
しゃ
)
の、その狩衣を装い澄まして、
黒繻子
(
くろじゅす
)
の帯、箱文庫。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かさね(襲)の例文をもっと
(22作品)
見る
累
(逆引き)
祐天僧正の弘経寺にあった時
累
(
かさね
)
の怨霊を救った事、また境内の古松老杉
鬱々
(
うつうつ
)
たる間に祐天の植付けた
名号
(
みょうごう
)
桜のある事などが記されている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かさね(累)の例文をもっと
(14作品)
見る
重
(逆引き)
爲にも及ばじ依て小西屋へ參りし
醫師
(
いし
)
は何れの者やら
解
(
わか
)
らずとせん
就
(
つい
)
て其方も醫師の事ゆゑ今
越前
(
ゑちぜん
)
が問たきことありそも/\醫師は
螢雪
(
けいせつ
)
の學の
窓
(
まど
)
に年を
重
(
かさね
)
人の
生命
(
いのち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かさね(重)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
襲衣
(逆引き)
少禿天窓
(
すこはげあたま
)
てらてらと、色づきの
好
(
い
)
い
顔容
(
かおかたち
)
、年配は五十五六、
結城
(
ゆうき
)
の
襲衣
(
かさね
)
に八反の
平絎
(
ひらぐけ
)
、
棒縞
(
ぼうじま
)
の
綿入半纏
(
わたいればんてん
)
をぞろりと羽織って、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の襟巻をした、この旦那と呼ばれたのは
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かさね(襲衣)の例文をもっと
(3作品)
見る
重襲
(逆引き)
明後日が初酉の十一月八日、今年はやや
温暖
(
あたたか
)
く小袖を
三枚
(
みッつ
)
重襲
(
かさね
)
るほどにもないが、夜が
深
(
ふ
)
けてはさすがに初冬の
寒気
(
さむさ
)
が感じられる。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かさね(重襲)の例文をもっと
(3作品)
見る
重衣
(逆引き)
とお千さんは、伊達巻一つの
艶
(
えん
)
な
蹴出
(
けだ
)
しで、お召の
重衣
(
かさね
)
の
裙
(
すそ
)
をぞろりと引いて、
黒天鵝絨
(
くろびろうど
)
の
座蒲団
(
ざぶとん
)
を持って、火鉢の前を
遁
(
に
)
げながらそう言った。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かさね(重衣)の例文をもっと
(2作品)
見る
層
(逆引き)
さ緑のキヤベツの
球葉
(
たまば
)
いく
層
(
かさね
)
光る
内
(
なか
)
より
弾
(
はぢ
)
けたりけり
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かさね(層)の例文をもっと
(1作品)
見る
褶
(逆引き)
それは頸部を保護する
褶
(
かさね
)
と、前方に顔を保護する太い鉄棒のついた厚い綿入れの冑と、磨いた竹の片で腕と肩とを余分に保護した、つっぱった上衣とから成っている。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
かさね(褶)の例文をもっと
(1作品)
見る
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