“棒縞”の読み方と例文
読み方割合
ぼうじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄は荒い棒縞ぼうじま浴衣ゆかたを着て、窓際のテーブルに向って何か本を読んでいた。私は何だか、玄の部屋に這入って行ってみたくなった。
娘たちはこの学校へいれられたが最後みんなおそろいの棒縞ぼうじまの制服を着せられて五か月たつまでは一回の外出も許されずに
映画雑感(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
其時、先程一寸名前の出た明智小五郎が、いつもの荒い棒縞ぼうじま浴衣ゆかたを着て、変に肩を振る歩き方で、窓の外を通りかかった。
D坂の殺人事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)