“棒手振”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼてふり77.8%
ぼうてぶり11.1%
ぼてエふ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お奉行さまが要れば牢番ろうばんも要る、米屋も桶屋おけやも、棒手振ぼてふり紙屑かみくず買いも、みんなそれぞれに必要な職だ。
足軽奉公 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
あきなひ未だ東西も知らぬ土地なれども櫛笄簪くしかうがひ脊負せおひ歩行あるくに名におふ大都會なれば日本一のまづしき人もあればまたならびなき金滿家かねもちもありて大名も棒手振ぼうてぶり押並おしならんで歩行あるく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
棒手振ぼてエふりの小商いながらもひどい不自由をすることもなくて、母子おやこふたりが水いらずで仲よく暮していた。
半七捕物帳:12 猫騒動 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)