“牢番”の読み方と例文
読み方割合
ろうばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここでは、時刻がさっぱり分らなかったけれど、牢番ろうばんらしい男がきて、鉄格子の窓から、食事をさしいれていったので、朝がきたらしいことをさとった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
お奉行さまが要れば牢番ろうばんも要る、米屋も桶屋おけやも、棒手振ぼてふり紙屑かみくず買いも、みんなそれぞれに必要な職だ。
足軽奉公 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
かほどの者となった後に! まだ年でも若いのだったら! ああこの老年におよんで、だれからも貴様と呼び捨てにされ、牢番ろうばんに身体をあらためられ、看守の棍棒こんぼうをくらわされ