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牢乎
ふりがな文庫
“牢乎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうこ
91.7%
らうこ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうこ
(逆引き)
決して
开
(
そ
)
んな浮いた泡のような空想ではなかったので、
牢乎
(
ろうこ
)
として抜くべからざる多年の根強い根柢があったのだ。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
もとより、現実の家の制度の
牢乎
(
ろうこ
)
たる歴史の上では、本能も、人情も、ぬきがたい人間の実相の如く見えている。
戦争論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
牢乎(ろうこ)の例文をもっと
(11作品)
見る
らうこ
(逆引き)
旦那の仰しやる通り日本のやうな
猶
(
ま
)
だ男女七歳にして席を同ふせざる封建道徳の遺習が
牢乎
(
らうこ
)
として抜くべからざる国で、若い女の許へ臆面もなくノコ/\サイ/\やつて来るはどうせ軽薄な小才子か
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
牢乎(らうこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“牢乎”の意味
《名詞》
しっかりして動じないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“牢”で始まる語句
牢
牢屋
牢獄
牢舎
牢固
牢人
牢問
牢格子
牢守
牢死
“牢乎”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
レオ・トルストイ
内村鑑三
内田魯庵
中島敦
大隈重信
中里介山
夏目漱石
夢野久作
坂口安吾