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『犬物語』
ふりがな文庫
『
犬物語
(
いぬものがたり
)
』
俺かい。俺は昔しお万の覆した油を甞アめて了つた太郎どんの犬さ。其俺の身の上咄しが聞きたいと。四つ足の俺に咄して聞かせるやうな履歴があるもんか。だが、人間の小説家さまが俺の来歴を聞くやうでは先生余程窮したと見えるね。よし/\一番大気熖を吐かう …
著者
内田魯庵
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
可憐
(
しほ
)
強
(
むり
)
夫
(
あ
)
怯
(
けち
)
一寸
(
ちよ
)
覆
(
かく
)
小
(
けち
)
慄
(
ぞう
)
業
(
がふ
)
偶然
(
ふつ
)
試
(
な
)
徐
(
そろ
)
唯
(
ほん
)
沙翁
(
シエークスピーア
)
反
(
かは
)
家内
(
うちゞう
)
為
(
せゐ
)
恰
(
とん
)
面貌
(
かほつき
)
揉
(
よ
)
歩行
(
ひろひ
)
女房
(
かゝあ
)
頭
(
さき
)
抵抗
(
はむか
)
宛
(
さ
)
間
(
なか
)
長
(
ちやう
)
過失
(
そさう
)
各
(
めい
)
支那
(
チヤン
)
勃然
(
むき
)
勝
(
ま
)
覆
(
こぼ
)
嫁
(
や
)
生白
(
なまつちら
)
少
(
ちつ
)
係
(
かま
)
己
(
うぬ
)
托
(
かこ
)
連中
(
てあひ
)
評判
(
なだい
)
街路
(
わうらい
)
三歳
(
みつゝ
)
栄
(
えい
)
少
(
ち
)
価値
(
しんしやう
)
道路
(
わうらい
)
迂闊
(
うつか
)
許
(
ところ
)
売女
(
ばいぢよ
)
爾
(
さ
)
欺騙
(
ごまか
)
痛
(
ひど
)
妙
(
おつ
)
元来
(
いつたい
)
技倆
(
はたらき
)
大洞
(
おほゞら
)
這般
(
かう
)
前
(
まい
)
加之
(
しか
)
憚
(
はゞかり
)
責
(
いぢ
)
合
(
かな
)
喰付
(
くらひつ
)
寛大
(
おほめ
)
宛
(
づゝ
)
新
(
しん
)
定
(
さだま
)
尋常
(
たゞ
)
欺騙
(
ごま
)
仰付
(
あふせつ
)
伎倆
(
うでまへ
)
揺
(
うご
)
理由
(
いはれ
)
扮
(
やつ
)
那様
(
あん
)
所為
(
まね
)
帰途
(
かへりみち
)
周旋
(
とりも
)
咄
(
ばな
)
徒輩
(
てあひ
)
必
(
きつ
)
口上
(
くちさき
)
寧
(
いつ
)
生類
(
せいるゐ
)
家禽
(
にはとり
)
相
(
あひ
)
如何
(
どう
)
猶
(
ま
)
種
(
だね
)
平生
(
ひごろ
)
笑止
(
をか
)
外
(
そ
)
精々
(
せつせ
)
終
(
つひ
)
塗
(
なす
)
当然
(
あたりまへ
)
爾
(
そ
)
漸
(
やつ
)
身幹
(
づうたい
)