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那様
ふりがな文庫
“那様”のいろいろな読み方と例文
旧字:
那樣
読み方
割合
そんな
45.5%
そん
18.2%
こんな
9.1%
ああ
9.1%
あん
9.1%
あんな
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな
(逆引き)
法華信者が
偏頗
(
へんぱ
)
心で法華に執着する熱心、碁客が碁に対する凝り方、
那様
(
そんな
)
のと同様で、自分の存在は九分九厘は遊んでいるのさ。
私は懐疑派だ
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
那様(そんな)の例文をもっと
(5作品)
見る
そん
(逆引き)
「
那様
(
そん
)
な
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
つて
何
(
ど
)
うする、
貴様
(
きさま
)
は
奪
(
うば
)
つて
行
(
い
)
つた
俺
(
おれ
)
の
女房
(
にようばう
)
の、
町処
(
ちやうところ
)
まで
知
(
し
)
つてるでは
無
(
な
)
いか。」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
那様(そん)の例文をもっと
(2作品)
見る
こんな
(逆引き)
此方
(
こちら
)
は
暢気
(
のんき
)
なものだから
那様
(
こんな
)
事
(
こと
)
とは
些
(
ちつと
)
も知らない、
山田
(
やまだ
)
も
亦
(
また
)
気振
(
けぶり
)
にも見せなかつた、けれども
前
(
さき
)
にも言ふ
如
(
ごと
)
く、
中坂
(
なかさか
)
に社を
設
(
まう
)
けてからは、
山田
(
やまだ
)
は
全
(
まつた
)
く
社務
(
しやむ
)
に
与
(
あづか
)
らん姿であつたから
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
那様(こんな)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ああ
(逆引き)
「東京駅で人を見送ると何時も汽車が
反対
(
あべこべ
)
の方角へ出て行くような気がするが、矢っ張りこれでも宜いんだね。
彼処
(
あすこ
)
では何うして
那様
(
ああ
)
なるんだろう?」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
那様(ああ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あん
(逆引き)
犬も国に
伴
(
つ
)
れるもんで、伊太利のやうな美術国だから
那様
(
あん
)
な細つこい
繊麗
(
きやしや
)
な翫弄犬を生じたのだらう。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
那様(あん)の例文をもっと
(1作品)
見る
あんな
(逆引き)
段々
(
だら/\
)
下
(
お
)
りの
谿底
(
たにそこ
)
に、
蹲踞
(
しやが
)
むだやうな寺の建物が見え、其の屋根を見渡しに、ずつと向うの
山根
(
やまね
)
に
小
(
ちつ
)
ぽけな田舎家が
零
(
こぼ
)
れたやうに
散
(
ちら
)
ばつてゐて、
那様
(
あんな
)
土地
(
ところ
)
にも人が住むでゐるのかと思はしめる。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
那様(あんな)の例文をもっと
(1作品)
見る
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“那”で始まる語句
那
那麽
那辺
那珂
那処
那智
那須野
那覇
那方
那須
検索の候補
旦那様
檀那様
大旦那様
先旦那様
大檀那様
若旦那様
那児有不一様的様子
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二葉亭四迷
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内田魯庵
佐々木邦
泉鏡花
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