“中坂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかざか80.0%
なかさか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は肩を並べるように、中坂(なかざか)を同朋町(どうぼうちょう)の方へ降りたのですが、妙に話の継穂(つぎほ)を失って、しばらくは黙りこくっていたのでした。
麹町(こうじまち)九段——中坂(なかざか)は、武蔵鐙(むさしあぶみ)、江戸砂子(えどすなご)、惣鹿子(そうかのこ)等によれば、いや、そんな事はどうでもいい。このあたりこそ、明治時代文芸発程の名地である。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
四六版(ばん)から四六倍(ばい)の雑誌に移(うつ)る迄(まで)には大分(だいぶ)沿革(えんかく)が有るのですが、今は能(よ)く覚えません、印刷所(いんさつじよ)も飯田町(いひだまち)の中坂(なかさか)に在(あ)る同益社(どうえきしや)と云(い)ふのに易(か)へて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
同益社(どうえきしや)へは卅円(さんぢうゑん)の月賦(げつぷ)かにした二百円(ひやくゑん)余(よ)の借用証文(しやくようしやうもん)を入れて、それで中坂(なかさか)の店を閉ぢて退転(たいてん)したのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)