“移”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うつ91.4%
うつる1.7%
0.9%
うつっ0.9%
うつろ0.9%
0.9%
0.9%
すが0.9%
0.9%
ゆつ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“移”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)30.8%
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学16.0%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しづかなそらをぢり/\とうつつてかたぶいたかとおもふと一さんちはじめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
うつす、うつす、うつすなどにおけるがように「うつす」ということの内面には射影的等値的移動の意味が籠っている。
芸術の人間学的考察 (新字新仮名) / 中井正一(著)
遠慮ゑんりよもなくそれからそれとうつるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
お友の語るところに依れば、お露は美人ならねどもその眼に人を動かす力あふれ、小柄こづくりなれども強健なる体格をそなえ、島の若者多くは心ひそかにこれを得んものと互に争いいたるを、一度ひとたび大河に少女の心うつるや、皆大河のためにこれを祝してあえねたむもの無かりしという。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
現在げんざいこのたき修行場しゅぎょうばってからはまだいくらにもなりませぬ……。
何ぞはからん、く消したと思たその吸殻の火が紙にうつって煙が出て来たとはおおいに胆を潰した。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
義塾三田に移る慶應義塾がしば新銭座しんせんざを去て三田のただ今の処にうつったのは明治四年、是れも塾の一大改革ですから一通り語りましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
子を生みし後も宮が色香はつゆうつろはずして、おのづか可悩なやまし風情ふぜいそはりたるに、つまが愛護の念はますます深く、ちようは人目の見苦みぐるしきばかりいよいくははるのみ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「いいえ、今の家はしてから、未だ五六年にしかなりません。僕は病院で生れたのだそうですよ」
血液型殺人事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
「国乱れて乱臣出ず、なかと言うてな」と老人は妙な古言を一つ引いてから、「箱根はこねから彼方むこうの化物が、大かたこっちへみかえたものじゃろうて」
助五郎余罪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
菊がすがれるころになると、新吉にわらわれながら、すそ安火あんかを入れて寝た。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
もっとも、大門通りは名のごとく万治の昔、新吉原へくるわけない前の、遊女町への道筋の名であるゆえか、大伝馬町、油町、田所町、長谷川町、富沢町と横筋にも大問屋を持つ五
あまはら富士ふじ柴山しばやまくれときゆつりなばはずかもあらむ 〔巻十四・三三五五〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)