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うつす
ふりがな文庫
“うつす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄
88.2%
撮写
5.9%
移
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄
(逆引き)
弱々しい外光が、戸のすきだけの巾の白い線を、
薄
(
うつす
)
りと障子に筋つけるのを見ると、電燈が消えるのも、もうすぐだといふ事が分つた。
ある死、次の死
(新字旧仮名)
/
佐佐木茂索
(著)
うつす(薄)の例文をもっと
(15作品)
見る
撮写
(逆引き)
欣弥 ええ、とにかく、まあ、母に逢って下さい、お
位牌
(
いはい
)
に逢っておくれ。
撮写
(
うつす
)
のは嫌だ、と云って写真はくれず、母はね、いまわの際まで、お友さん、姉さま、と云ってお前に逢いたがった。
錦染滝白糸:――其一幕――
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うつす(撮写)の例文をもっと
(1作品)
見る
移
(逆引き)
此時は
里人
(
さとひと
)
幾十人を
傭
(
やと
)
ひ、
橇
(
かんじき
)
縋
(
すかり
)
にて
道
(
みち
)
を
蹈開
(
ふみひらか
)
せ
跡
(
あと
)
に
随
(
したがつ
)
て
行
(
ゆく
)
也。此
費
(
ものいり
)
幾緡
(
いくさし
)
の銭を
費
(
つひや
)
すゆゑ
貧
(
とぼ
)
しき
旅
(
たび
)
人は人の
道
(
みち
)
をひらかすを
待
(
まち
)
て
空
(
むなし
)
く時を
移
(
うつす
)
もあり。
健足
(
けんそく
)
の
飛脚
(
ひきやく
)
といへども雪
途
(
みち
)
を
行
(
ゆく
)
は一日二三里に
過
(
すぎ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
うつす(移)の例文をもっと
(1作品)
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