“里人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さとびと88.9%
りじん7.4%
さとひと3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今日はこの辺の地頭や里人さとびとどもが、帝のお慰みにと、さまざまな催しを設けて、お待ちしておりますれば、どうぞ御遊ぎょゆうのお身支度を」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それかあらぬか、同地どうち神明社内しんめいしゃないにはげん小桜神社こざくらじんじゃ通称つうしょう若宮様わかみやさま)という小社しょうしゃのこってり、今尚いまな里人りじん尊崇そんすう標的まとになってります。
山の地勢ちせいと日のてらすとによりてなだるゝところとなだれざる処あり、なだるゝはかならず二月にあり。里人さとひとはその時をしり、処をしり、きざしるゆゑに、なだれのために撃死うたれしするものまれ也。