“標的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まと75.0%
ひょうてき18.8%
あて6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折助連の批評と皮肉のためによい標的まとであって、その標的に置かれた善良なる婦人たちのためには、実に不幸なことでありました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
今や博士の心理物理学とでもいうべき学問は、世界開発の将来の鍵を握るものだとして、にわかに学界の注目の標的ひょうてきとなった。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
怨むべき標的あてをさへ失ひしかば。
妄動 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)