“標語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モットー50.0%
ローズング10.0%
へうご10.0%
みだし10.0%
モットウ10.0%
モットオ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その標語(モットー)——芸妓貞鑑(げいしゃていかん)は、みな彼女が実地にあって感じたことであり、また古来の名妓について悟った戒(いまし)めなのであった。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それ以来、СССРの標語(ローズング)は様々に推移して、現在では、元の蝙蝠(こうもり)座、今の第一諷刺劇場の幕切れにまで赤い布が出る。白い文字がその上にある。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
夫(そ)れよりは「精々(せい/″\)うまい物(もの)を適度(てきど)に食(く)へ」と云(い)ふのが最(もつと)も簡單(かんたん)で要領(えうれう)を得(え)た標語(へうご)である。建築(けんちく)殊(こと)に住家(ぢうか)でも、正(まさ)にこの通(とほ)りで、「精々(せい/″\)善美(ぜんび)なる建築(けんちく)を造(つく)れ」と云(い)ふのが最後(さいご)の結論(けつろん)である。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
女中(おんな)が味噌汁(おみおつけ)を装(も)って来る間に、膳の傍(そば)へ転んだようになって、例に因って三の面の早読と云うのをすると、(独語学者の掏摸。)と云う、幾分か挑撥的の標語(みだし)で、主税のその事が出ていたので
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ある場所では長く待つ。「待って見ていよう」世界的に有名な一英国の標語(モットウ)に従って日本女はバスの窓からロンドン市を眺め渡した。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ルール占領反対、戦争反対、大戦当時の政治犯大赦、労働者の協同戦線、というような当日の標語(モットオ)が、いやにおさまり返った雄弁で長々と説明された。聴衆の拍手は段々減って来る。
日本脱出記 (新字新仮名) / 大杉栄(著)