“殊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こと99.4%
コト0.4%
ことに0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“殊”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸38.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.4%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行4.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
例の晩酌ばんしゃくの時と言うとはじまって、貴下あなたことほか弱らせられたね。あれを一つりやしょう。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その子供のおもざしは母親によく似ていて、ことに眼付なぞは節子にそっくりで、幼い遊び友達と二人で写真にれていた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「又申さく」「コト更に申さく」などの意に考へられて、宣命にも、祝詞にも、さうした用例が出て来た——などが此を示して居る。
——古典によれば——正成七千騎ニテ参向、ソノゼイコト由々ユユシクゾ見エタリ——とあるが、彼自身も以下の兵も、みな見じめな身なりで、しかもその大半が、まだ飢餓線上からよみがえったばかりの顔いろの悪い者やら、負傷者であったはずである。
被思召付尊札おぼしめされつけのそんさつ 忝次第かたじけなきしだいに御座候 随而したがつてせがれ伊織いおり儀 御成に立申趣たちまをすのおもむき大慶に奉存候 拙者儀老足可被成御推量らうそくごすゐりやうなさるべく候 貴公様 御はたもと様 御家中衆へも手先にて申置候 ことに御父子共 本丸迄 早々被成御座ござならせられ(候)趣 驚目きやうもく申候 拙者も石にあたり すねたちかね申故 御目見得にも被仕不仕つかまつられず猶重なほかさねて 可得尊意候そんいをうべくさふらふ 恐惶謹言
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)