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殊更
ふりがな文庫
“殊更”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ことさら
92.6%
ことさ
6.6%
とりわけ
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことさら
(逆引き)
『朝日新聞』にて『
空
(
そら
)
だき』をお書きなすってから、作風も筆つきも
殊更
(
ことさら
)
に調ってきて、『空だき』の続稿の出るのがまたれました。
大塚楠緒子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
殊更(ことさら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ことさ
(逆引き)
と、これも、みんなに
寛
(
くつろ
)
ぎを勧めでもするやうな、
殊更
(
ことさ
)
らにおどけた調子で、少し離れたところから、ほかの者が、それにつけ加へた。
野の哄笑
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
殊更(ことさ)の例文をもっと
(9作品)
見る
とりわけ
(逆引き)
夫婦喧嘩は、始終の事で珍しくも無いが、
殊更
(
とりわけ
)
此頃亭主が清元の稽古に往く師匠の
延津
(
のぶつ
)
○とかいう
女
(
ひと
)
と
可笑
(
おかし
)
いとかで盛に
嫉妬
(
やきもち
)
を焼いては、揚句がヒステリーの発作で、
痙攣
(
ひきつ
)
ける。
越後獅子
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
殊更(とりわけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
殊
常用漢字
中学
部首:⽍
10画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“殊”で始まる語句
殊
殊勝
殊勲
殊勲者
殊勝気
殊遇
殊寵
殊異
殊効
殊礼
“殊更”のふりがなが多い著者
樋口一葉
谷崎潤一郎
永井荷風
江戸川乱歩
牧野富太郎
新村出
夏目漱石
泉鏡太郎
作者不詳
海野十三