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『大塚楠緒子』
ふりがな文庫
『
大塚楠緒子
(
おおつかなおこ
)
』
もうやがて二昔に近いまえのことでした。わたしは竹柏園の御弟子の一人に、ほんの数えられるばかりに、和歌をまなぶというよりは、『万葉集』『湖月抄』の御講義を聴講にいっておりました。すくなくても十人、多いときは二、三十人の人たちが、みんな熱心に書 …
著者
長谷川時雨
ジャンル
歴史 > 伝記 > 日本
初出
「婦人画報」1915(大正4)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
葬式
(
ほうむり
)
生
(
いき
)
髪
(
おぐし
)
癒
(
いゆ
)
大樹
(
おおき
)
章
(
くだり
)
些
(
ちっ
)
御供
(
みとも
)
上布
(
かたびら
)
出
(
いで
)
居
(
い
)
懐
(
なつか
)
手帖
(
ノート
)
薄氷
(
うすらい
)
女子
(
おんな
)
容姿
(
かたち
)
幽
(
ゆう
)
抱
(
かか
)
有
(
あり
)
傍
(
かたわら
)
凝
(
じっ
)
堪
(
た
)
後
(
のち
)
御目
(
おんめ
)
手向
(
たむけ
)
才智
(
ざえ
)
撫
(
なで
)
暗
(
やみ
)
母君
(
ははぎみ
)
気
(
け
)
深張
(
ふかはり
)
爽
(
さわや
)
生々
(
いきいき
)
竹柏
(
ちくはく
)
笑
(
え
)
絣
(
がすり
)
花圃
(
かほ
)
谷
(
や
)
貴
(
たっと
)
通
(
かよ
)
音
(
おと
)
頂
(
いただ
)
一人
(
ひとり
)
一橋
(
ひとつばし
)
一言
(
ひとこと
)
世
(
よ
)
両親
(
ふたおや
)
中
(
うち
)
二昔
(
ふたむかし
)
二歳
(
ふたつ
)
二言
(
ふたこと
)
五日
(
いつか
)
仰
(
おっ
)
会釈
(
えしゃく
)
住居
(
すまい
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
保治
(
やすじ
)
俥
(
くるま
)
傘
(
かさ
)
八重
(
やえ
)
八間
(
はちけん
)
六年
(
むとせ
)
其
(
その
)
其処
(
そこ
)
凛
(
りん
)
千本
(
ちもと
)
友垣
(
ともがき
)
召物
(
めしもの
)
和歌
(
うた
)
墓表
(
ぼひょう
)
声音
(
こわね
)
大輪
(
たいりん
)
天女
(
てんにょ
)
学殖
(
がくしょく
)
室
(
へや
)
寄席
(
よせ
)
幌車
(
ほろぐるま
)
座
(
すわ
)
御墓
(
おはか
)
慕
(
した
)
才媛
(
さいえん
)
新土
(
あらつち
)
明晰
(
めいせき
)
楠緒
(
くすお
)
此処
(
ここ
)
殊更
(
ことさら
)
淋
(
さび
)
清
(
きよ
)
漸
(
ようや
)
画
(
え
)
病
(
やまい
)
癒
(
なお
)
私淑
(
ししゅく
)
空
(
そら
)
籠
(
こも
)
紋
(
もん
)
美事
(
みごと
)
行方
(
ゆくえ
)
袂
(
たもと
)