“声音”のいろいろな読み方と例文
旧字:聲音
読み方割合
こわね89.2%
こえ4.6%
せいおん2.3%
こはね1.5%
いろね0.8%
こわいろ0.8%
コワネ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして声音で明らかに一人は大津定二郎一人は友人、一人は黒田の番頭ということが解る。富岡老人も細川繁も思わず聞耳を立てた。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
西の浦に出た時に小路から担いきれぬほどをかついだ、衣もび裸同様の乞食男一人出て、くれかけた町々に低い声音で呼びかけた。
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
名刺という形見を手に持っていながら、おちゃらの表情や声音が余りはっきり純一の心に浮んでは来ない。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
思切つた美女の、声音が、つてく。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ああ、耳にしき、鳴りひびく沈黙声音
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
まず課長殿の身態声音はおろか、咳払いの様子からの仕方まで真似たものだ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
姥は居ずまひを直して、かな声音で、り出した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)