“音声”のいろいろな読み方と例文
旧字:音聲
読み方(ふりがな)割合
おんじょう67.7%
のど12.9%
おんせい6.5%
おんじやう3.2%
おんじよう3.2%
こえ3.2%
ものごゑ3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“音声”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
菅笠、割羽織わりばおりを着けたひとり、岩のごとく道をふさいで立つかと思うと、威圧のこもった音声おんじょうで、
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鳴門舞の謡声うたごえより、なお太やかな音声おんじょうをして、阿波守重喜ハッタと庭面にわもにらみすえた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから身体からだが生れ代ったように丈夫になって、中音ちゅうおん音声のどに意気なさびが出来た。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「お師匠さん、あんた、これからその音声のど芸妓屋げいこやかどで聞かしてお見やす。ほんに、人死ひとじにが出来ようも知れぬぜな。」と襟の処で、塗盆をくるりと廻す。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
豪雨だ……そのすさまじき豪雨の音、そうしてあらゆる方面に落ちたぎつ水の音、ひたすらことなかれと祈る人の心を、有る限りの音声おんせいをもっておびやかすかのごとく、豪雨は夜を徹して鳴り通した。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
——それにでえいち、あのこえがいけやせん。おせんの浴衣ゆかたかたからすべるのを、ていなすったまでは無事ぶじでげしたが、さっといでりると同時どうじに、きゃっとこえた異様いよう音声おんせい
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
他の童子こどもが書を読んだり、唱歌をしたり、嬉しがつて笑つたり、怒つて怒鳴つたり、キャア/\ガン/\ブン/\グヅ/\シク/\、いろ/\な事をして騒ぎ廻つたりした一切の音声おんじやうも、それから馬が鳴き牛が
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
澄みて、離れて、落居おちゐたる其音声おんじようすずしさに、
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
音声おんじようこそはかすかなれ、
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
次の朝、私は老人と顔を合せた。彼は相変らず弱々しい体躯を凭椅子に埋めて新聞を読んでいたが、音声こえだけはいつものように元気だった。
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
貴嬢あなたは斎藤の阿関さん、面目も無いこんな姿なりで、背後うしろに目が無ければ何の気もつかずにいました、それでも音声ものごゑにも心づくべきはづなるに
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)