“音声”のいろいろな読み方と例文
旧字:音聲
読み方割合
おんじょう67.6%
おんせい10.8%
のど10.8%
おんじよう2.7%
おんじやう2.7%
こえ2.7%
ものごゑ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぽかと、を開いたのを見て、弦之丞はきっとなった。そして、彼の薄らぐ魂へも、はっきりとうなずけるような音声でこういった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
も又り。寺岡平右ヱ門になりしは客舎にきたる篦頭なり、これも常にかはりて関三十郎に似て音声もまた天然と関三の如し。
「お師匠さん、あんた、これからその音声芸妓屋で聞かしてお見やす。ほんに、人死が出来ようも知れぬぜな。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
澄みて、離れて、落居たる其音声しさに
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
キャア/\ガン/\ブン/\グヅ/\シク/\、いろ/\な事をして騒ぎ廻つたりした一切の音声も、それから馬が鳴き牛がえ、車ががたつき、汽車が轟き、汽船が浪を蹴開く一切の音声も
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
彼は相変らず弱々しい体躯を凭椅子に埋めて新聞を読んでいたが、音声だけはいつものように元気だった。
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
貴嬢は斎藤の阿関さん、面目も無いこんな姿で、背後に目が無ければ何の気もつかずにいました、それでも音声にも心づくべきなるに、私は余程の鈍に成りましたと下を向いて身を恥れば
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)