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吼
ふりがな文庫
“吼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほ
83.3%
たけ
7.1%
く
3.0%
ほえ
3.0%
うな
2.4%
た
0.6%
ホ
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほ
(逆引き)
あなたは母様の
膝
(
ひざ
)
に抱っこされて居た。そとでは
凩
(
こがらし
)
が
恐
(
おそろ
)
しく
吼
(
ほ
)
え狂うので、地上のありとあらゆる草も木も悲しげに泣き叫んでいる。
少年・春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
吼(ほ)の例文をもっと
(50作品+)
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たけ
(逆引き)
ガルールは
吼
(
たけ
)
り立って、猛然身構えようとしたが、ぐいと手梏を絞めつけられる痛みに、アッといって腰掛へへたばってしまった。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
吼(たけ)の例文をもっと
(12作品)
見る
く
(逆引き)
李逵がじぶんの老母を
啖
(
く
)
い殺された怒りをそのままこの雄虎も、人間の残虐を怒ッていた。一
吼
(
く
)
一
震
(
しん
)
、うらむが如く、かッと赤い口を裂いて、その復讐に挑んでくる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吼(く)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
ほえ
(逆引き)
獣
(
けもの
)
の
吼
(
ほえ
)
るでもない
唸
(
うな
)
るでもない変な声を出すのを聞捨にして駈出す。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
吼(ほえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
うな
(逆引き)
彼は草木や
蔦蘿
(
つたかずら
)
を腕一ぱいに
掻
(
か
)
きのけながら、時々大きな声を出して、
吼
(
うな
)
って行く風雨に答えたりした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
吼(うな)の例文をもっと
(4作品)
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た
(逆引き)
深沈たる高山の常、大風が
吼
(
た
)
けって、
瓦落瓦落
(
がらがら
)
いう、
樺
(
かば
)
の皮屋根の
重量
(
おもし
)
の石が吹き上げられて、一万尺も飛ぶかとおもうのに、小舎の中は空気までが寝入っている。
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
吼(た)の例文をもっと
(1作品)
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ホ
(逆引き)
肥狗
(
ヒク
)
ハ天ニ
傲
(
オゴ
)
ツテ
吼
(
ホ
)
エ
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吼(ホ)の例文をもっと
(1作品)
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吼
漢検1級
部首:⼝
7画
“吼”を含む語句
獅子吼
遠吼
吼声
吼立
吼付
咆吼
猛吼
吼噦
虚吼
太吼
雷吼
一吼
長吼
怒吼
御吼
哮吼
吼顔
吼噲
吼哮
吼吠
“吼”のふりがなが多い著者
南方熊楠
中里介山
ロマン・ロラン
吉川英治
蒲 松齢
小島烏水
中島敦
宮原晃一郎
エドガー・アラン・ポー
倉田百三