“傲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おご73.1%
ほこ13.4%
たかぶ4.5%
ごう3.0%
たかぶり1.5%
がう1.5%
たかぶる1.5%
オゴ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天地の道理を知る歓びは己の一つのおごりである。しかし己が北野家の長男であるが故に、家を出て思う存分勉強出来ないじゃないか。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
むしろ好んで皮肉をてらふやうなその歪んだ口許くちもとに深い皺を寄せ乍らにや/\とほこりがに裕佐の顔を見てゐた孫四郎はかう云つて高く笑ひ出した。
わが導者曰ふ、このたかぶる者比類たぐひなきジョーヴェにさからひておのが能力ちからをためさんとおもへり、此故にこのむくいをうく 九一—九三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼女のごうがんなこころがすこしの反省もなく、イズモ町の彼女経営の流行品店を素通りして、築地河畔のコルビジェ風のアパートメントの一室を訪れた。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
あたかもコスタンティーンが癩を癒されんとてシルヴェストロをシラッティに訪へる如く、たかぶりの熱を癒されんとて 九四—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
然らずして、いたづらに聞見をむさぼるのみならば、則ち或はがうちやうじ非をかざらんことを恐る。謂はゆるこうに兵をし、たうりやうするなり、おもんぱかる可し。
噫〻心たかぶる基督教徒クリステイアンよ、さちなき弱れる人々よ、汝等精神たましひの視力衰へ、後退あとじさりして進むとなす 一二一—一二三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
肥狗ヒクハ天ニオゴツテ
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)